仕事で使っているレンタカーが
旧タイプのノートのガソリン車は乗ったことはありますが、
e-POWERは初めてで、かなり衝撃的な車でしたのでズバズバっと本音で書きます。
フロントはバンパー感がなく、ぶつかった人のダメージを受けない造りなんでしょうか。昔は車が壊れないように丈夫なパンパーが付いていたものですが、時代は変わりました。
フロントのシュンとしたデザイン、T社の昆虫顔とは違ってすぐに馴染めます。
横から見ればどのメーカーもにたようなもので大差ないでしょう。
リヤのデザインは流行の一文字のテール。
なんということか!後ろにパンパ―感がない!
バックしてぶつかったらもろにボディーブロー( ̄д ̄)
修理代がかさむデザインと言いましょうか。
バックの時はセンサーがついているので、非常ブレーキが作動するとは思いますが・・・後続車につっこまれたら修理代が大変でしょう。
外観はこんな感じでグッドです。
乗りはじめの時ですが、
お店で車を受け取り、説明は大丈夫ですねって
いきなりの乗車でした!
最初にシフトレバーを操作して
未来的だなって感動しました。
感じとしてはちっこいマウスです。
つまんでそのまま下げればDになり発進できます。バックするときは端の右ボタンを押しながら上に押し上げればリバースになります。パーキングに入れるときはPのボタンを押せばOK!。レバー式の間隔の長い操作と違って、マウス式は短い操作で切り替えができるので操作しやすかったです。
逆に言えばちょっとしか操作しないのに、センターで堂々と陣取っているのももったいないなとも思えました。というのはe-POWERはアクセルを戻すとエンジンブレーキが強めにかかるので坂道でもBに入れることがない、走り出せばシフトレバーを操作することはないのです。
完成度が高いだけに、シフトレバーなんてボタンでもいいんじゃない♪と思えるハイテクな素晴らしい車です。
これは最高と思ったのはオートブレーキホールドです。
シフトレバーの右にスイッチがありますが、一度ONにすればエンジンをかけ直してもずっとオートブレーキホールドが有効になります。ブレーキを少しだけ強く踏めばブレーキホールドはON、信号待ちでブレーキから足を離してもOKという便利な機能です。ホンダFITにもブレーキホールドが付いていましたが、エンジンをかけ直すとOFFになり、再度ONにしないとならないので、ノートのブレーキホールド1回ONでずっと有効は便利だと思います。
この車、エンジンを止めるときのスイッチは何処?と探してたらシフトレバーの右上でした。エンジン起動から発進まで全てセンターの位置にまとめられています。
起動スイッチはハンドル横じゃなかった・・・
間違って運転中に押してしまわない?
もしも、運転中に起動スイッチを誤って押してしまったら
その時は免許返納を覚悟すべきでしょう( ̄д ̄)
話は戻ります。
ステアリングを握った感触は、ノートのグレードの低いモデルなので通常のウレタン質な素材。ステアリング下は平らになっている部分があり、ステアリングを回している位置が分かり易くていいと思います。
大型の液晶メーターには驚きました!
ノートは1200ccのエンジンで発電し、バッテリーに電気をためモーターで走る。左の丸いメーターは電気パワーのモニターなのです。
アクセルを踏むとパワーメーターが上がり、いま何%のパワーで走っているといった情報を教えてくれます。エンジン車でいうならタコメーターみたいな感じです。
アクセルを緩めるとエンジンブレーキが掛かり、0の下の青い箇所へ表示するようになります。アクセルから足を離すと一番下までランプが光り、強めのエンジンブレーキが掛かり、車両停止前はクリープ減少となってドライバーがブレーキを踏んで停車するという機構になってます。
アクセルから足を離せばエンジンブレーキが掛かるので、ブレーキを踏む回数が少なくてなります。
すごく褒めておきながら、ここからは本音で書かせていただきます。
微妙なアクセル操作を強いられるのが慣れません。アクセルから足を離すことが出来ないのです。トヨタハイブリッドのBレンジに入れて走っている感じで、アクセルから足を離せばエンジンブレーキが掛かる、日産ノートのe-Pedalはそれと似ていると思います。
アクセル操作はこのメーターに束縛される!
アクセルから足を離せない。
このきらびやかな妖しいメーター気になってしょうがない!
これは慣れないなあと思いながらいろいろ試してみたら、パワー選択が、スポーツ、ノーマル、エコ、と3パターンを選択選できまして、中間のノーマルで走ってみたところアクセルを戻してもエンジンブレーキの効きが弱くなり、普通のオートマ車の感じになりました。
ようやく乗りやすくなったなあ。アクセルから足を離して惰性でスーッと走れるよ(^^)/オートチックは、この滑走領域を使って燃費を延ばすことに、醍醐味を感じるのです。これって古い考えかもしれません。
やるな日産と思っていましたが、エンジン入れ直すとエコモードに戻ってて、またアクセルから足を離せない地獄に突入( ̄д ̄)
こりゃ~ e-Pedalから足を離せないじゃない。。。
車がこういう操作をせいっ!と命令されている感じがあり、運転の自由を奪われてしまった感が強く、どうも好きになれません。
自分はもうすぐ高齢ドライバーになるので、
アクセル操作がラフになって
エンジンブレーキが介入して
速度ムラのある走りになって
そうなると後続車の迷惑になってしまう。
ベーシックグレードがこの程度のe-Pedalなら乗らないほうがまし。
アクセルから足を離させてくれるプロパイロットを全車両標準でつけるべきでしょう。
将来的にはアクセルから足を離してしまってもプロパイロットが自動介入して、速度ムラが起きないように高度な機能を装備してもらいたいものです。
飛躍しすぎて書きましたが、せめてベーシックグレードでもアクセルから足を離せても走れるような追走式オートクルーズを標準で持たせてほしいです。
話はいきなりモニターに飛びますが、いろいろな情報見れるのは良かったです。


これはと思ったのは、ワイパーを操作するとメーターに状況を知らせてくれるのはありがたいと思いました。しかし、操作に慣れるとワイパーを動かすたびにモニターに表示されるので、んん~これは、、、過剰なサービスかもしれません。
OK閉じる表示がありますが。どこかにOKボタンがあるんでしょうか?迷わせるよう表示は無くてもいいかも。
いろいろな情報を教えてくれるモニターですが、
気になったのはモニターの角度が手前に傾いていること。パソコン画面の上部を手前に倒してみてるような変な感覚!反射しないようにこの角度なのか?はわかりませんがモニターの角度に違和感を感じます。
日産ノートを買いたいか?
ごめんなさいっ
答えはノーと言わせてください
ジジの足ではe-Pedalのエンブレで他人に迷惑をかけてしまう事、
電気で発電してモーターで走る割には燃費が19.8kmと伸びない事、
もっと運転しやすくて燃費のいい車がある.....
日産マニアで夢を現実にするような未来を追い求める方に乗ってほしいなと思います。
ジイにはT社、H社のコンパクトカーのほうが向いているかもしれません。
ずけずけと古い感覚で書いて申し訳ないです。
日産の車は未来カーだと思いました。数年後にはエンジンから飛行石の動力で走っているかもしれません。
ノートに乗って、新しいものについていけないジジイになりつつある古い私の感覚を日産車に教えてていただきました。
持ち上げたり落としたりジェットコースターのような記事になり恐縮です。
歳をとると安全なコンパクトカーに乗りかえねば、痛ましい踏み間違い事故を起こさなないためにもと思っています。