GSX-R1000というバイク

4輪のRといえばNISSAN GT-Rですが、

2輪のR といえば、SUZUKI GSX-Rを指します。

ちなみに日本のバイクメーカーから販売されているスーパースポーツ(最近はSSといいます)バイクは、HONDAはRR、YAMAHAはR1、KAWASAKIはZX-Rです。オフロードバイクのRといえばYAMAHAのWRを指すようです。


「R」 男心をくすぐる響きですね(^−^)


今日は私の乗っているGSX-R1000をご紹介しましょう!

(自己満な記事ですから適度にスルーしてくださいね)



私の乗っているGSX-R1000 (k9) 2009年モデルです。

K9はスズキバイクの年式です。 Kは2000年代を表し、数字の部分は下一桁の年を表しますので、K9は2009年式となります。2010年代はLになり、2012年の新型モデルはというとL2になるそうです。

黒いバイクって撮るのが案外むずかしいですね。
日中の明るいところで撮影すると黒が表現されないんですね。
夕方に綺麗に見えるな〜と撮影しました。
玄関前でバックがいまいちだけど。



↓GSX-R1000のスペックはこちら
http://www.motomap.net/lineup/2012/mdl_gsxr1000_o.html



このバイクに乗る理由は、過去の記事にも書きました。
GSX1300Rに乗ってましたが、歳なので楽にコーナーを走れるGSX-R1000になりました」


なのですが・・・

実はもうちょっと深い理由があるのです。
GSX1300Rハヤブサで走っていていたとき、音もなくいつのまにかGSX-R1000 k7抜かれ、
リーンアングルの深いコーナーリング!

なんて綺麗なんだ!
なぜそんなに楽に曲がれるんだ!
ハヤブサとは次元が違う! 
思いっきり魅せられました。

歳なので安全に楽にコーナーを走れるバイクにしよっ♪ 
(明らかなオヤジの我がまま)



「形がいいですねー」とお世辞にもいえない2本だしマフラー

音もなく抜かれ、趣味の良くない2本だしの三角マフラー見せられ、綺麗にコーナーを曲がっていく姿をみるとホント憎らしい。マフラー換えた方がかっこいいに決まってるのですが、抜かれたときの憎らしさを忘れないようノーマルです。カッコワリーと言いながら乗ってますが、エンジン音が聞こえる静かなマフラーって好きなんです。材質がチタンというのもちょっと素敵です。


リヤランプ周り

テールランプとウンカーランプが一体的でシンプルでいいですね。
ガンダムチックに見えたりします。


リヤカウル

リヤバックをつけないときは、このリヤカウルをはめてます。
もちろんワンタッチで取り付けられます。
ハヤブサのリヤシートからリヤカウルの取り付けは面倒でしたね。
ボルト止めのタンディムバーを外さないとリヤカウルがつかないんです。
それから比べればRは楽チン!


リヤブレーキ

リヤブレーキはガツンと効くタイプではないです。踏み込めばそれなりに効くという感じです。今まで乗ってきたSUZUKIのバイクはみなそんな感じです。バイク自体リヤブレーキ主体に止まるバイクでないですからこんなもんで良いんでしょう。
比較するバイクがちょっと違いますけど、WRのリヤブレーキの効き具合の半分という感じです。


フロントブレーキ

レバーを握った分だけ効くのでコントロールしやすいです。バイク自体軽いのでハヤブサよりも楽に減速できます。個人的にはガツンと効くのが好きなのですが、誰でも乗れるようにソフトな味付けになっているんでしょう。
公道での不満はありませんが、12年の新型はブレンボになってますね。
ちなみにWRのブレーキのほうが初期の食い付きが良くガツンと効いて強力です。SSは高速域でガツンと効かなくとも良いのでしょうけど、好みとしてはWRのブレーキタッチが好きです。


リアサスペンション

最高だと思います。ノーマルセッティングより少しだけ硬くしています。
伸びと縮みを調整出来ます
路面のショックを良く吸収し、腰に衝撃が伝わらず、路面の感触だけを伝えてくれます。
意外と長時間乗っていても疲れません。


ステップ

3か所に位置を調整出来ます。ノーマル位置は前の上なのですが、私は前の下にしてます。たった2cmステップの位置を下げただけなのですが、折り曲げて乗っている膝の感じが全く違います。下の方がツーリング的ポジションでひざ下が楽になります。逆に上に2cmあげるとレーシー感が増しつい飛ばしたくなります。ステップの位置で感触がガラリと変わる・・・バイクって奥が深いですよね。


シート

最近のSSはシートがハート形になっています。お尻をずらしたときにフィットしやすいからですね。長時間乗ってもお尻が痛くなることはありません。


フロントサスペンション

最高です!硬さと縮みと伸びを調整出来ます。伸びはフロントフォークの下に調整ねじが付いていたと思いますがほとんといじりません。硬さと縮みを少し強くした程度で乗ってます。SHOWAのサスペンションは無段階に調整出来るところがいいですね。


タンク

昔のレーサーレプリカと呼ぶ時代(今はSSですが)から比べるとタンクに幅があるんです。おデブタンクですよね。でも意味があるんです。前傾姿勢でタンクを抱え込むように乗るとその理由がわかります。肘でタンクを挟みやすいんです。それと、コーナーでバイクを寝かすとき肘でタンクを押すことができます。
刀に乗っていたころは凄くハンドルが遠くて、ハヤブサは近くなったが、Rはもっと近くなりました。168cmですがとても楽です。
ハンドルが近いので軽い前傾姿勢ですがツーリングでも差ほど疲れません。


ウインカー

ミラーにウインカーが埋め込まれています。カッコ良くはないですが、サーキットを走るのであればウインカーは必要のないで取り外せて便利かも。


ステアリングダンパー

電子制御になってまして70km以上で効き始めます。これが実にいいんです。以前のっていた99ハヤブサよりもRのほうが数段安定感あります。ハヤブサにもステアリングダンパーついてましたが効き弱く効果は感じられませんでした。もしかして超高速域で効くものだったのか・・・


コクピット

ETCとナビを取り付けるとごちゃごちゃしますがメーター自体はシンプルです。スクリーンはゼログラのダブルバブルに交換してます。風防効果はノーマルよりもはるかにいいですね。


メーター周り

タコメーターの淵がシルバーで飾られ時計みたいに見えます。個人的に見ていて飽きません。
Rにしてから便利と思ったのですが、スピードメーターが数字(ONにしてないので見えませんけど)で大きく表示されます。デジタルは見た目で速度がすぐわかります。62kmであればピタリ62kmで走れます。デジタルなので当たり前ですが、スピードメーターが針だと細かいところまで読めませんよね。ハヤブサはスピード感のないバイクで、メーターは刻みが細かく何キロで走っているのか読まないとわかりにくかったです。

計器で便利なのがシフトアップインジケーター。どうやって設定するのか最初は戸惑いました。タコメーターのSELボタンを押した状態でメインキーをONにするとメモリーされている位置にタコメーターの針が上昇して止まります。あとはADJボタンを押していくと針の位置が動きます。下限で6000rpmくらいからで設定可能です。最初は面白くて6000rpm低い回転数に設定してました。しかし、以外にもランプが明るく頻繁に点くと邪魔になるので設定値を適度に上げてます。針とにらめっこしてなくても光が視界に入り回転数がわかるなんて最高です。設定法にちょっと癖があるのでほったらかしという方もいらっしゃると思います。

それから、ギヤポジションがわかる(99ハヤブサになかった)し、水温も数字でわかるし、液晶の明るさ調整がついていたり、デジタル表示っていいと思います。

ただ一つだけついていないのは燃料メータくらいでしょうか。残5Lになると警告ランプが点灯するだけですが、トリップメータが2個切り替えで付いているので支障はないです。

小さいながらも多機能なメーターです。見あきないデザインが素晴らしいです。


右ハンドルスイッチ

シンプルですね。真ん中の上下ボタンは、メーターのスクロールボタンで(オドメータ→トリップ1→トリップ2→時計→ストップウオッチ→液晶明るさ)の表示を切り替え出来ます。


左ハンドルスイッチ

いたって普通です。プッシュキャンセル式のウインカーやハザードスイッチ、ライト上下スイッチ、ホーン程度です。


S-DMS(Suzuki Drive mode selector) 左ハンドルスイッチ前方

パワーをA B Cに切り替え出来ます。上と下にスイッチがついてましてどちらでも同じです。長押しするとメーターにAが表示されます。表示されたら上下どちらかのスイッチを押すとA→B→C→A→B・・のシフトを繰り返す。逆のスイッチをおすとC→B→A→C→B→A・・の逆シフトします。一つのボタンでもいいような気がします。

例えばCモードにしてエンジンを止めて再びかけると、メーターに表示されないですがAモードに戻ります。ずっとCモードに入れっぱなしにできるという機能ではありません。

雑誌での記事では....
Aモードは実測で175PS、BモードもピークパワーはAモードと同じでフィーリングがマイルドになる、Cモードは90PS程度に抑えられアクセル操作がギクシャクしにくくなる。

実際は一般公道の速度でABC切り替えても違いはそれほど体感できません。ただCモードのときだけなんか馬力が落ちたなという程度。
たまに路面がぬれているのでCにしようという程度です。AとCだけであればよいと思ったりします。雨が降ったときのお守りみたいな感ですね。
サーキットを走ると生きてくるのか・・・。でもサーキットでツーリングするわけでないだろうし・・・。本当に必要?
トラクションコントロールの方がいいと思いますが・・・
S-DMSおまけの機能と思うのは私だけでしょうか。




GSX-R1000インプレッション

ハヤブサを小さくした感じでコンパクトで乗りやすいです。
・低速でも意外とトルクがありツーリングにも向いてます。20km/Lは走ります。
・ポジションは、ハヤブサよりもR1000のほうが楽です。ハンドルが近いので前傾は差ほどきつくはないです。
・エンジンの感触は刀もハヤブサもR1000も似ています。Rの方が吹けが良いかな。スズキのバイクって高回転が荒々しいですね。荒々しさが優先して回しても心地よくはないです。5000-10000のトルクフルな回転域が一番楽しいですね。
・足回りがいいのでワインディングでは最高です。
・私でも乗っているくらいですから誰にでも乗れます。


バイクを何台か乗りつきましたがこんなに楽しいバイクは初めてです。
この性能は神様からの贈り物?と思えるくらい神聖な気持ちになります。
心身共に磨かなければならないと思える素晴らしい乗りものだと思います。

これを書きたかった !(^^)!


長い記事にお付き合いくださいましてありがとうございました。


秋のツーリングシーズンですね。

楽しいバイクライフをお過ごしください!



追記

スズキバイクファンの参考になっていただければ嬉しいです。


↓隼の記事です。
http://d.hatena.ne.jp/GSX-R1000/20121221/1356041298

↓GSX1100S刀の記事です。
http://d.hatena.ne.jp/GSX-R1000/20130204/1359964180

↓スズキのバイクの魅力を紹介した記事です。
http://d.hatena.ne.jp/GSX-R1000/20130215/1360882766

↓GSX-R1000Rの記事です。
http://d.hatena.ne.jp/GSX-R1000/20180319/1521460089