奥山手代林道ツーリング

7月31日 奥山手代林道へツーリングに行ってきました!

酒田のバイクブロガーでお馴染みの、
善光寺マニアさんからお誘いを受け、
7:30八幡のセブンイレブンで待ち合わせです。

セブンイレブンの右側に鳥海山が見えます。
山の右側から秋田に抜ける林道を「奥山手代林道」といいます。
山形県側は奥山林道といいまして、秋田県側に行くと手代林道と名前が替わります。


同級生のナベXさん、コンビニに来た早々朝食です!






コンビニを出発し、奥山林道の入り口で一度息を整えます(^^)




今年の5月に初めて走り、今回で2回目です。
前回来た時よりも草がのびて標識が見えずらくなっています。
奥山という文字が前回よりもかすんできたように感じます。


バイクブロガーの善光寺さん、カメラワークが違います!





ゲートを過ぎて発電所施設のところで2回目の休憩です。


ここまでは、走りやすいダートで序の口です。





次は、新しくなった橋の前で3回目の休憩です。
久しぶりに走る林道ですから、景色を楽しみながらゆっくりと入って行きます。


ここでメンバー紹介です!


左から同級生のナベさん
酒田ライダースクラブの会長さん
今回の企画者の善光寺マニアさん
そして私の4名です。

同窓生のナベさんとは近所の床屋のつながりで、
善光寺さんとは3年前に由良の駐車場でお会いし、
いきなりアグスタにマタガリータ、強烈な前景姿勢に圧倒され(^^)

その後、
ナベさん善光寺さんは酒田ライダースクラブ所属が発覚(^◇^)
いつかは走りに行こうと願っていまして、
ようやくこの日が3人での走り初めとなりました。

酒田ライダースクラブとは通称SRCといい、
酒田では名門のツーリングクラブです。
SRCの会長さんも加わり、
この過酷な奥山林道をツーリングすることになるとは、

とっても光栄ですヽ(^。^)ノ



善光寺さん、企画していただいてありがとうございます!

善光寺さんのバイクはKAWASAKI KDX200cc 2stです。
そして会長さんはYAMAHA ランツァ 2stです。
近年こういったバイクは排ガス規制で作られていません。
軽くてパワーがあるので林道にはもってこいのバイクです。
このお二人は車種からして普通ではありません(^▽^;)

このベテランのお二人についてゆくこととなります。






さぁ、この橋をこえると数キロ続く坂道のガレ場が待ってます。
今回は4名のツーリングなので撮影している時間余裕はございません。

つたない文章ですがその様子をお伝えします。

先頭は善光寺さん、2番手は会長さん、3番手はナベさん、最後尾は私です。
路面は5cm大の石がゴロゴロ、
傾斜は体感で5-10°、
梅雨時期の雨で路面のやわらかい土が流されたできた溝が多数、
ゆっくり走ろうとすれば溝に前輪が救われコントロールを失う。
おまけに草はボウボウ、進路を阻み体やヘルメットを打ち付ける。
オフロードヘルメットのツバはこういったときは最高に機能するであろう。
オンロードのフルフェイスをかぶっている自分は、
フルフェイス内の熱気がこもり、シールドを半分あけながらの走行。
スピードがのらないのでフルフェイス内の空気が入れ替わらない!
オンロードのWR250Xにオフロードタイヤをはいたとしても、
足回りは固く荒れたダートを走るにはスタンディングを取らざるおえない。
長い距離のダートを走るにはシートに腰をおろし、
足腰に負担がかからないように走らないと体力が持たない。
WR250Xのオンロード用の足回りでは体にきつすぎる。
サスを調整しないと体力が持たない。


先頭を走っているお二人は、それほど速いスピードではないが、
おそらく2速ホールドで、
クレパスの多い路面の状況のいいところを淡々と選んで走る。
足腰に負担のかかるスタンディングはとらない。
これがこそが長い距離を走るオフローダーのラインディングなのだ!

会長さんそして善光寺さんの安定したラインディングにはおそれいりました。




草が伸びきっている林道、



草を絡んだWR,



荒場を通り抜けてようやく休憩です。




休憩しているところは山形と秋田の県境です。
草が伸びて標識が埋もれかけていますね。
秋田に入れば手代林道に名前が替わります。


こんな山奥で4人で林道ツーリングというのは思えば不思議なものです。
なかなかこういうチャンスはないんですよ。



県境で記念撮影です。
派手なオフロードウエアって山の中ではいいかも。
熊よけになるんじゃなかろうか(*^^)v







県境を越えて、路面が幾分走りやすくなります。


秋田の登山口「百宅口」です。
キャンプ場として整備されている4合目の大清水(おおしず)というところです。




前回5月に来たときは、入口までは来ました。

今回はこの入り口を入り、ほんの100mほど入って行きます。




鳥海山がバックに見え 湧き水がありました。


奥山手代林道に来たならば、大清水の湧き水を味あわないとぉ〜♪


ビールよりも旨い!善光寺さん絶賛してました(^_^)/


鳥海山を眺めながら飲んだ 大清水の湧水は忘れられない味でした。




キャンプ場ということもあり、炊事場やトイレも完備されてます。







次の休憩ポイントは、手代橋です。
橋の上から開けた河原の絶景が見れます。


景色のいいところでの休憩は最高ですねい!

休憩でのバイクトークはいいものですえ。
ランツァ、ネットでの知識はありますが、こうして実物を見るといいですね。
会長の手元に来るまでのエピソード楽しく聞かせていただきました。
会長さん、バイク業界の風間深志さんに似てますよ。




さらにワイルドだったのがKXDでした!
始動はキックのみ。エンジンがかかるまでのドラマが最高でした。







そのあとは 法体の滝へ行きます!



奥山林道、手代林道を抜けて到着した法体の滝は最高ですね!


夏休みということもあり家族連れが多かったですよ。



夏の法体の滝には、初めて訪れた気がします。
夏場でも水量が多いです。


今日は記念写真いっぱい取りますよ〜ヽ(^。^)ノ




目的地の法体の滝到達に成功です!

さぁ、あとは帰るだけ・・・

といっても今通ってきた道を戻ります(^▽^;)

簡単にいいますが、、、

舗装道路を帰るとすると、矢島に行って給油しないと帰れない。
そうなると鳥海山をぐるっとまわって100kmになってしまう。
今来た40kmの道のりを折り返したほうが給油なしで早く帰れる。。。
と簡単にいいますが、下りのガレ場を走るとなると これまたハード(゚Д゚;)




ささ、深いことは考えず一気に戻ります。

途中、県境で休憩しましょう という打ち合わせで個々のペースで走ります。

帰り道は体に負担がかからないように
フロントとリヤのサスをダイヤル1回転ほど緩めました。
そしたらかなり行ける!ほとんど座ったままでOK!!!
これは楽ちんだ〜〜〜。さすがWR調整の幅が効くぅ〜!


2stチームは先にいかれまして、WRチームはゆっくりと後を追います。






県境で落ち合いました。

お"〜 いるいる バイクで来た強者が〜


山形の鮎茶屋のあたりから来られた方たちでした。
遠方からよくぞいらっしゃいました。
登りのガレ場に驚いていらしたご様子でした。
ご無事で何より(^ω^)



無事を称えて、山の中で会えば、もう友達。
がっちりと握手を交わしてました♪


意気投合して記念撮影です!



こんな山道でドラマがあるんですよ。
いいでしょう 林道って(*^^)v







山形の方と分かれて、
帰り道での2回目の休憩ポイントの発電所付近です。
気温30℃近いので休憩して こまめに水分補給です。




オフロードライダーの
かっこいい写真を撮らせていただきましたので載せますよ!



林道を走り抜けるのは爽快でしたねえ。



ブルーのランツァはきれいでした。
2stのわりには白煙は出ないし静かでジェントルな2stという印象でした。
こんなバイクがあったんですね。



前を走る2stのオイルの香り、、、
懐かしさを感じるな〜


お二人の暖かい信頼関係が伝わってきそうなショットです。
私で51歳ですが、先輩方はパワーがありすぎです!
2stを乗り回すおじさんって そんな いませんて(^ω^)




いいですね、林道を走る後ろ姿はヽ(^。^)ノ






そしてようやく奥山林道の入口に戻りました。


ナベさん一言

無事生還した〜(゚Д゚;)

が忘れられません。

スコーピオントレイルで、
リヤタイヤの暴れを抑えながらガレ場を乗り切りました。
後ろで見ていた私は「無事生還した」の意味がよくわかるなぁ(^ω^)



会長さん、善光寺さん、冒険にお誘い頂きありがとうございました。



善光寺さんのブログも是非どうぞ(^_^)/

http://blogs.yahoo.co.jp/zenkoujimania#64321099