SHOEI X-Fourteenインプレ

SHOEI X-Fourteenに交換しました。

 

日本ヘルメット工業会では、

乗車用ヘルメットの有効期間は、「購入後3年間」だそうです。

 

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安全第一!  を口実に(^_^)/

SHOEI X-Twelve を購入してから3年が経ちました。

 

12の次は13ですが縁起が良くないのでX14になったのです。発売されたのは2016年の春ですでに3年が経過してます。これってX12からX14に買い替え時ですなー。

実はずーっと憧れてましたよ。

この空力のよさそうなヘルメットは、高速でさぞや楽なんだろうなあって、

次に買い替えるのはこれだって思っていました。

ついに来たかこの時が(*^▽^*)

 

色々なデザインがあるのですが、マルク・マルケスモデルにしました。

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マルケスはホンダのライダーですが、

スズキのGSX-Rに乗るのにこれを選択する理由はただ一つ・・・

93って書いてあるではないですか!

くうさんと呼ばれますので♬ 

 

 

その他の理由としては、マルケスカラーといえば本来はレッドなのですが、

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どんなカラーにも合うホワイトモデルが発売されたのです。

このカラーであればスズキのトリトンブルーにも問題なし、しかも93だし!

 

 

このスパイダーもカッコいんなあーって

      

       思ってたけど・・・  おおばかも~ん 

 

 

それはアリだったという(^^;

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GPライダーのヘルメットのデザインには気持ちが込められているのですよ!

 

ネットで調べると、、、

マルケスは「アリはこの世で1番強くて、細く、働き者の生き物だから」と語っています。身長168cm体重59kgの比較的小柄なマルケスは蟻に自分の姿を重ねているのかもしれませんね。

 

ん~なるほど! 

 

 

 

X-14の感想として率直に言うと 最高です!

自分のもっているSHOEIヘルメットのX-12よりもGT-Airよりも、

HORNET ADVよりも、X-14は造りがいいです。

 

まず被って走ると通気性の良さに驚きでした。

自分のもっているヘルメットの中では一番通気性がいいです。

 

額上の2か所の通気口、真ん中が開閉レバーになっているのですが、

クローズ、中間、オープンと手ごたえのある開閉レバーになっています。

シャッターのレバーの造りが細かい!

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頭頂部のエアーインテークレバーも、手ごたえのある3段式になってます。

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口元には、上部シャッターはシールド内側にエアーが流れ、

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その下の口元に流れるエアー口があり、いずれも3段回の手ごたえのあるシャッターになってます。シャッターでここまでやるかという細かな造りです。

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X-14の通気性には驚きました。

 

 

こちらは裏側です。

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口元の空気の流れを整えるフラップがついてます。

 

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フラップははめ込み式で、取り外すとこうなります。

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内装はGTエアやHORNETと同じような質感です。

 

ただ、X-14は内装が微調整ができるのが凄いと思いました。

内装を取り外した状態です。

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この部分の厚さを選べるんですよ!

頭の形がいい方はとくに必要のないことなのですが、私は頭の角が立っているので、

ここのパッドを薄いものに交換しました。お~ ゆとりがうまれた~

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逆に頭の角が緩いって方は厚いものに交換できますね。

 

驚くことにそのパッドの接着方法は、この丸い箇所なのだ!

見たことのない新型のマジックテープのようなものでここにパッドをくっつけると、

ピッタリとくっつく。剥がすときはバリバリって音がする。これがマジックテープだとは信じられない造りです。

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顔が大きいので頬パッドも一段薄くします。

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X-14は前傾姿勢時にヘルメットの被り角度を変えられるようになっています。

って~どこを調整するの? 不思議に思ってましたよ。

なんと、親指のところのホックの位置で調整するのです!

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このプラスチックのホックの位置を上に移動することによって、ヘルメットをかぶったときの角度を4°変えられ、前傾姿勢をとったときにヘルメットの厚みが視界に入りにくくなる構造なのです。

SHOEIのホームページ見ても細かく書いてないですよね。いったいどうやって調整するんだろうと思ってました。

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耳元にはスピーカーホールが設けられました。

X-12ではついていなかったので、嬉しいですね。

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でも、不満なところが一つあります。

 

 

ノーマルのクリアシールドから、ミラーシールドに交換したのですが、

曇り止めのピンロックシールドのサイズが違うのです!

なんで同じシールドなのに、曇り止めのピンロックシールドの大きさが違うとは。

ミラーシールドにしたときはCWR-1というピンロックシールドが別に必要になります。

共通にしてもらいたいよなあ~。

 

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ミラーシールドですが、左が純正で、右が他社のミラーシールドです。

最初は他社のミラーシールドでもいいかなー 

    色もカッコいいし、と思って購入したのです。

 

しかーし、シールドの内側から見るとこんな風に見えます。

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真ん中と端で色が違うやないか。

このミラーシールドでバイクを乗っていると、右目と左目で色が違うので、

頭の中で混乱して色酔いするよ~

それで純正のミラーシールドを買いなおしたという次第です。

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シールドは純正品が一番です。

 

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X-14は空力が凄くいいのです。

高速では風キリがよくって風圧で押される感じが少ない。

それに高速で進路変更するときに横を向いても大丈夫!

それとX-12よりも縦の視界が広い。ヘルメットの厚みが視界に入りにくく前傾姿勢がとりやすいです。しかも風切り音も少なく静か。

これほどまでに進んだヘルメットになっていたとは驚きでした。

 

発売されてすでに3年が経過していますが、

     みなさんこんなにいいものを使用していたとは・・・

 

バイクがよりいっそう楽しくなるヘルメットだと思います。