バイクの気持ちいい季節になると突っ走りたい衝動に駆られる・・・
6月26日ちょっと行ってきました。
千里浜なぎさドライブウェイヾ(@⌒ー⌒@)ノ
しかも、日帰りです。
3時に起きて空が明るくなった3時40分に自宅を出発~♪
2週間勤務の青森から帰った反動もあって、体が筋肉痛になろうとも、尻が半分にわれようとも、体力が尽きるまで走りたくなるときってあるものです。
千里浜なぎさドライブウェイは、バイク乗りなら知っているSSTR(サンライズサンセットツーリングラリー)のゴール地点なのです。
太平洋の日の出とともにスタートして、ポイント地点を経由し、日の入りまでに千里浜にたどり着き、自分でゴールをきるという順位には関係ない自己完結型のツーリングラリーです。
ですが、、、
SSTRに参加するのはまず仕事で無理なので、今回の自己満ルールをざっくりと説明しますと、日の出とともに走って千里浜を目指し、折り返して日の入りまで家に戻る。しかも、走行距離は1000kmを目指すというルールです。
今回のルートは、ほぼオール高速で片道488km。
千里浜を往復してちょっと寄り道すれば1000kmになるでしょう(* ̄▽ ̄)フフフッのフ♪
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自宅を出発して酒田から高速に乗り温海で下車。
早く高速道が新潟までつながってほしいものです。
空が明るくなったのでちょい眺めていきます。空が赤く染まったところに赤い貨物列車が奇跡的に通過♪こんなシーンに出会うと嬉しいものです。
そして、ぶどう峠を越えて朝日まほろばから再び高速へ。
黒崎SAにて給油です。
赤いランプが給油ランプで、約150kmほど走るとランプが点灯します。
高速道を100㎞/hrで走れば90分で給油となるわけで、WRのタンクは7.5Lで燃費は延びても30km/L程度、210㎞も走ればガス欠になる。高速道で給油所をすっ飛ばしてしまうとガス欠との闘いになるというスリリングさ(゚д゚)!
WRは給油ランプが点灯すると距離計がゼロに戻る仕組みなのです。そこから距離計で50‐60kmに達するとガス欠になります。写真では給油ランプが点灯し7.4km走行して給油となりました。まだ余裕はありますが、高速道路で給油ランプがつくのは心臓によくないです。
朝早い時間は給油所が開いてなくて、どうしても酒田~黒崎SAの160㎞を無給油で走らざるおえないのですが、この区間を過ぎればあとは給油所は営業時してるので楽勝です。
以降は100~150km毎に給油しながら走ります。
必然的に給油が休憩となってしまいますが、WRで高速道を走るというのは給油との闘いがあるわけで、300km以上を軽々走るツアラーからすれば考えられないことです。でも、WRには計算しながら走るという違った楽しさがあるのです。
ひとつ勉強になったのですが、給油所でガソリン詰めたときに次の給油所は何キロ先?とスタンドのあんちゃんに聞くのが一番手っ取り早いです。ガソリンスタンドの方は結構詳しく知ってますよ(*^^)v
疲れないように高速道を走り、千里浜方面へ向かうインターで間違ったと思ったらまた乗ることができ、無事に今浜ICで下車。ほぼ高速で繋がってたんですね。
そっから間もなくして 10時30分頃に
千里浜なぎさドライブウェイに到着!
カッコいーオブジェだねー
プレートにSSTRって書いてあるぞ
日本で唯一砂浜を走れる
千里浜なぎさドライブウェイに入場~
ここまでの走行距離は475kmで、グーグルでの距離数よりも10㎞ほど少ない。標準タイヤよりも若干大きめのサイズを履いているので誤差範囲ですね。
千里浜の感想は、
砂が硬い、ビシッとしまってる。
なんだーこの感触は、 走っていると実に気持ちがいい。
海岸付近は比較的柔らかい。
この辺はスタンドの下にしかないとバイクが倒れる。
砂浜が広いところと、狭いところがある。
ここが千里浜かあ~
実は過去に一度、バイク友達のナマさんから案内していただいたのですが、残念ながら波が高く通行止めだったのです。
こうして走るのは今回が初!
ようやく念願のなぎさドライブウェイを走れました。
三脚を立てて自撮りに精を出します。
浜焼もあるんですね。
こちらの砂の状態は、スタンド立つです!
仕事柄、地層とか砂になると萌えます(笑)
千里浜の砂を調べると、普通の砂は1-0.5mmなのに対し、千里浜の砂はその1/4の細かさで粒度がそろっているんだとか。
なるほどっ それでしまりがいいんだね。
でもさ、やっぱこの中央付近の硬さは普通じゃない。。。
きっとローラー車で整地してるんかなあー
仕事魂に火がついてしまうなあ。。。
砂を見て謎を深めている場合ではないっ
千里浜を楽しもう(^O^)/
全長8kmの千里浜を端まで走って終点です。
ここは以前に来た場所です。
通行止めで、ナマさんと二人してここで眺めていた場所です。
その時も砂の彫刻がありましたが、今回も砂の彫刻ありました。
へえ~ こうやって作ってるんですね。。。
リアルですねー
バイクで遊びまわっているとやがてこうなりそうな・・・
ひざまずいている人が、バイクのヘルメットなら完璧だね(笑)
この看板を見るとゴールしたって感じだね
ここに来ただけで、満足。
とくに食い気はないので、近くのスタンドで給油して、
コンビニでアイス食べて、また千里浜に戻り、
砂浜を 往復したぜー
さて あとは帰るのみ。
12:30に千里浜を出発!来た道を折り返します。
帰りも高速なので比較的楽勝。給油所の場所もおおよそ把握できてるし、あとはバイクを壊さないように負荷をかけすぎないように、エンジンが気持ちよく歌う回転域で走らせます。WRの走行距離も6.5万キロを越えたので無理はできません。
WRは飛ばそうと思えば結構スピードの出るバイクですが、120km近くになるとエンジンの発熱が大きくなりステップに置く足が熱い。こんな状態で長時間走らせるとエンジンがもたん!
ちょうどよい速度域は100-105kmといったところ。この範囲であればエンジンの発熱はなく長時間走れる。
GSX-Rであれば楽々高速移動できるのですが、WRの非力なエンジンで高速道を長時間走る、マシンに負荷をかけないよう如何にして走らせるかという楽しみもあるわけです。
WR乗ってケツは持つのか?というところですが、RANZANステッカーの魔除けが貼ってあるので大丈夫♪
種を明かしますが、
純正シートはもっと中央が盛り上がっており長時間走行は拷問なのですが、私のはワイズギヤのローシートに交換してあります。シートは平らで幅も広くなっており、尻にそれほど負担がかかりません。薄いですがそれなりにクッション性はあり、足回りを調整すれば尻への負担も減らせます。
それと高速道を突っ走るのに楽になるアイテムとしては、ワイズギヤのミニスクリーンでしょう。これを付けていると体への負担が全く違います。
こうした非力なバイクで高速道を淡々と走る・・・
簡単なようですが1000kmを走るというのは、
バイクの調子や体調
楽になるちょっとした工夫
天候の読み、ルート
いろいろと気を配る部分があるのです!
これはもう 冒険 でしょう!
高速道を順調に走行してると早く自宅に着きそうなので、笹川流れ経由で日本海を眺めながら帰ることにします。
運がいいですね♪ 桑川駅で観光列車を見つけました。
きらきら羽越が引退して、海里になりました!
食堂車もついてるんですよ。
桑川駅に停車して乗客が海を眺めに散歩してました。
観光列車というのは時間の流れがゆったりしてますね~
おっとおー そこに奇跡的にいなほが通る!
鉄馬乗り鉄オ、その一瞬を撮り切りました ヾ(@⌒ー⌒@)奇跡ノ
最後は湯浜で夕陽を眺めて、、、
18:45無事に自宅に到着♪
走行距離は963km....... あれ?
ちょっと足りないけど切り上げて1000kmということにしましょう。
消費したガソリンは、伝票を数えたらなんと8枚も!
1 2.95L 534円 (181円/L)
2 4.38L 780円 (176円/L)
3 4.07L 724円 (178円/L)
4 3.48L 571円 (164円/L)
5 4.23L 766円 (181円/L)
6 5.83L 1067円 (183円/L) 黒崎SA
7 3.07L 565円 (184円/L) 黒崎SA ここが一番高かった!
8 5.30L 874円 (165円/L) 酒田ドトール
合計33.31L (5,881円)
960km/33.31L=28.8km/L
自分のバイクの燃費を知っておくのも大切でしょう。
ということで冒険はおしまいです。
1000㎞はいける体力を確認しました。
でも無理は行けません。家に帰って夜寝てたら足がつりましたよ。
体力が持たんを口実に、一泊して温泉につかるってのもいいかもしれませんね。