あがりこ大王と女王

久しぶりにあがりこ大王に会いに行ってきました。

 

 

鳥海山の裏山へバイクで(^^)/

 

この場所は獅子ケ鼻湿原と呼ばれ、ブナの原生林があり「あがりこ大王」をはじめ、異形巨木群の神秘の空間なのです。また「出つぼ」という湧水があり11ヶ所から湧き出た伏流水が流れる約26ヘクタールの広さの湿原で、流水の中でボール状に発達した「鳥海まりも」は獅子ヶ鼻湿原でのみ見られます。

 

という場所なのですが、いままでブナの木である「あがりこ大王」しか見たことがありません。いつかは獅子ケ鼻湿原はどういったところなのか行かねばと思っていましたが、ようやく気持ちが動きまして足を踏み入れました。

しかも、この暑い最中に(^-^;  

あがりこ大王までは片道約40分!

装備は大事です。ペットボトル2本抱えて、熊鈴つけて入山~♪

 

久しぶりに来たので記憶から消えかかってます。

こんな立派な木道だったかな、、、


殆どが木道で歩きやすくなってます。

 

まずは、あがりこ大王方面へGO!

 

行く途中にも枝プリのいいブナの木が多くあります。


江戸時代の炭焼き窯もあるのです。

今気がつきましたが、ブナの奇形が多いのは90年サイクルで伐採していたので奇形のブナの要因になったとか。人の手が加わってるんですね、



こちらがあがりこ大王です。

この暑い中歩いてぐったりです・・・

 

フレームに入りきらないので2分割で撮るとこんな感じです。


子供が上がって遊んでるような感じですね。

 

ブナの奇形としては日本一の大きさなんだそうです。

 

久しぶりに見れてよかったです。

 

 

枝っぷりのいいブナの木を眺めながら

来た道を戻り、

 

いままで足を踏み入れたことのない獅子ヶ鼻湿原へ行ってみます。

 

木道は歩きやすいので楽勝でしょう。

途中に看板がありまして、

ざっと50分くらいの距離です。

 

木道も整備されてるようですし、行ってみますか一回り50分の旅へ。

 

 

 

 

熊が出そうな場所です!

熊鈴1つ付けてますが、はっきり言って1個じゃ足りません。

5個くらい必要ですぜっ(゚д゚)!

 

出つぼの看板を見つけました。

 

この水が湧き出ているところを出つぼというようです。

 

出つぼから先は岩場でした。

 

石を握っているような幹や、

 

ブナの奇形がわっさわさでした!

 

 

 

 

 

 

こんなにブナの奇形が勢ぞろいとは驚きでした。

 

7割は歩いたところす。

 

 

自然のかなと思いきや水門があり水の流れを調整してるようです。

人の手が作り上げた自然なんですね。

 

鳥海マリモとあがりこ女王の看板を見つけました。

 

まずは鳥海マリモの方から。

木道を歩いていくとここで行き止まり。

看板があり、

何処にマリモがあるんかと思ったら

川の中で苔が丸くなりかけているのが鳥海マリモだそうです。

 


マリモというよりまだコケ、

マリモは流されて下流に流されたのか。

はっきり言ってよくわかりません。

マリモ成長中ってとこでしょうか。

 

 

そして初めて知った、こちらがあがりこ女王です。

 

 

女王って雰囲気ですね

 

大王よりも幹の分裂がよくつやつやですね。

 

 

ぐるっと一回りしてどっから見てよかったです。

 

 

そして歩いてると池があり涼しげな光景でした。

自然庭園って感じです。

 

 

見たことがないトンボがいまして、

調べればカワトンボっていうんですね。

羽をたたんだトンボなんて初めて見ました。

 

 

そんなこんなで、

獅子ヶ鼻湿原に2時に入山して、戻ってきたのは4時半、

2時間半もあるいていたという・・・

 

感想は

いい枝っぷりでした(^^)/

私の足は棒のようです(^^;

 

WRに乗って帰る鳥海ブルーランはまた一段と格別でした。

バイクって気持ちい~ ペダルをこがなくとも走るしね。

初めてバイクに乗ったときの感動はそれでした。

いまでもその時を気持ちを大切にしながらバイクに乗ってます。