8月7日のことです。
天気もよいのでバイクに折りたたみ椅子を積んで、鳥海山の向こうにある高原に散歩に出かけました。

テネレのタイヤをDUNLOPのTRAILMAX MISSIONに交換したばかりで、出発前にエアチェックしたら......あれ?フロントのエアが1.2kPaしかない?

バイク屋さんがオフタイヤと判断してフロントタイヤの空気圧を1.2kPaにしたのかな?標準空気圧の2.3kPaにしてから鳥海山の裏山を目指して出発しました。
この日は天気がよくて鳥海ブルーラインから象潟の町がきれいに見えていた日でした。ここで撮っておかないともったいないとセルフィーしていた時のことです。

スマホの着信音が鳴り、父の様態が急変したすぐ病院にこいとの母からの連絡でした。
父は7月7日に肺に水がたまり呼吸が苦しくなって病院に入院していたのです。肺に1/3くらい水がたまった状態で、薬の効果で肺の水は解消され状態はよくはなっていたのですが、寝ていることが多くなりそろそろかなと覚悟はしていました。
写真を撮ってから自宅に引き返し、車で病院にたどり着いたのは連絡を受けてから1時間後、すでに父は息を引き取った後でした。先にタクシーで病院に駆け付けた母も間に合わず。タクシーを呼んでも酒田市で開催されていた相撲巡業と重なり、なかなかタクシーが来なかったそうです。
病院の話では朝の食事で食べ物がのどにつっかえ、それが原因で呼吸困難になり息を引き取ったということでした。ベッドから起き上がる力もなくなり、話す力もなくなり、食べる力もなくなり、とうとう力尽き享年89歳で天国へ旅立ちました。
最後の最後まで体力の続く限りしっかりと生きてくれました。
今頃は天国に行ったレモンと散歩しているころだと思います。

天国に行ってもお元気で

この写真は8月7日の連絡を受けた直後の一枚です↓

忘れないようフェイスブックのトップ画面に飾っておきます。
追伸
父の葬儀が終わった一週間後、テネレで散歩に出かけようとしたらフロントタイヤの空気が抜けてました。空気を入れて30分くらいすると空気圧が半分に、60分経つとタイヤがぺしゃんこに。バルブを交換しても症状は変わらずでタイヤ表面を見ても刺さった形跡なし、洗剤を吹きかけてもエア漏れ箇所わからずでした。フロントタイヤがパンクしたのは人生初です。もしも、8月7日のあのときスマホの着信に気づかずホイホイと走り回っていたら(エアポンプは持ってなかった)、エアが抜けて大変なことになっていたかも。これは父が守ってくれたのかもしれませんね。













