GSX-Rフロントブレーキ点検

GSX-Rのフロントブレーキを点検しました。

 

フロントブレーキパッドっていつ交換した?隙間から見て減ってなければいいんじゃない(安易な考え)。知識もないのにばらして余計に調子が悪くなったら命に係わるのでプロに任せた方が安心と思っておりました。

 

しかしっ、歳を重ねると考えが変わるものですね。

ブレーキパッドの状態を知らずしてコーナーに安心して入っていけないよなあー、ネットでブレーキの点検方法やってるじゃない。そんなに難しいものではないのでやってみることにしました。

(いつもながら長い前置き)

GSX-Rのフロントブレーキはブレンボです。

12㎜のボルト2本を緩めると簡単に取り外せます。

 

全く掃除していないので汚れまくりでした。

こうしてみるとすごい造りです。

4つのピストンでパッドを押し付ける仕組みになってます。

 

ドライバーでパッドを傷付けないようにピストンを押し戻します。

 

ブレーキパッドピンがないタイプで、パッドは溝にはまり込んでいるだけの構造なのです。

 

溝からパッドを外すと簡単に外れます。

 

まじまじ見るとほれぼれする造りですね!

 

ブレーキパッドの厚さは半分残っているので掃除して再利用します。

 

ネットで調べると、ブレーキ専用の洗浄スブレーで掃除するとあったのですが、食器洗い用洗剤と歯ブラシで洗っても大丈夫という事だったのでそちらを選択。なんと簡単に汚れが落ちるぞ。

 

2回ほど洗ってかなりきれいになりました。ピストンにはシリコンスプレーが良いとか、ピストンを揉みだして磨くとか、掃除方法はいろいろとあるんですね。

ピストンは出しすぎると戻りが悪くなるのでやらないほうがいという意見もあり、素人の自分が余計なことをやって調子を悪くしてしまうかもしれないので、ピストンの揉みだしは行わないことにしました。もし、ブレーキが調子悪くなったときは、バイク屋さんにお願いすることにします。

 

ブレーキパッドの汚れはパーツクリーナーを吹きかけ磨いていきます。

 

磨くとかなりきれいになりますよ。

 

ここで先日購入したディスクバッドグリースが登場!堂々の100gで一生かかっても使い切れない量です。

 

ピストンのあたるところに薄く塗ります。

ブレーキパッドグリースって初めて使いましたが、かなり粘着性があって水で流れないんですね。使ってみて驚き!

ブレーキパッドを溝にはめ込んで、

ブレーキキャリパーを元の位置に取り付けて、

最後にブレーキを握ってパッドをディスクに押し付けて完了です!

 

初めてフロントブレーキを点検しましたが慣れれば思ったよりも簡単ですね。

GSX-Rのブレーキレバーの感触はパッドがディスクにあたってから、そこからレバーを引いてやらないとガツンと効かないのです。最初はレバーストロークがありいまいちだなーって思ってたんですが、ストロークがある方が微妙なコントロールがしやすいのだとか。確かに使っていると納得でコントロールしやすい。

それがGSX-Rブレンボ

なのですよ(* ̄▽ ̄)フフフッ♪