7月28日は鈴鹿8時間耐久ロードレースの決勝戦♬
BS4チャンネルで放映されていたので、もちろんしっかり観戦させていただきました。
これほどまでに熱い戦いがあったであろうか。。。
スタートはヨシムラの最高のダッシュでいきなりトップに( ゚Д゚)
それを追うTECH21、そんなレースが1時間続いたかな。
結局順位は入れ替わりますが、スズキファンとしては感激でしたよ。
まあとにかく、最初から最後まで目を離せなかった素晴らしいレースでした。
山形新聞に記事が載っていましたよ。
あのドラマティックなレースがこの記事ではさっぱり伝わらん(^-^;
トップを走っていたカワサキが事故を起こして、、、
数時間後に結果が変更になった? 何位よ? 暫定ってなに?
謎を醸し出した山形新聞の記事でした。
簡単に解説すれば、
カワサキがトップを走り、2位がヤマハTECH21、3位がレッドブルホンダ。
レース終了まで残り2分というところ、誰しもがトップを走っていたカワサキのジョナサン・レイの駆るカワサキの29年ぶりの優勝だと信じていた。ところが5分前にスズキエンデュランスがエンジンブローしてオイルをコースにまき散らしコースアウト。そのオイルにトップを走っていたカワサキがのってしまい、暗闇に火花を散らしながら転倒。その後、後続マシンの転倒の危険性があることからレッドフラッグが振られレースは終了した。
トップを走っていたカワサキのマシンはピットに帰れず、カワサキの優勝はなくなり、ヤマハが1位、2位がレッドブルホンダ、3位がTSRホンダという結果で表彰式になった。
ところが、レースというのは車体の検査が終わらないと正式な結果にならないというルールなんだそうで、表彰式が行われたとしてもそれは「暫定的な表彰式」なのだそうです。それで新聞に載っている暫定とはそういうことであります。
ここからはWebオートバイの丸写しですが、
「当初は、その理由でカワサキは失格、ヤマハ→HRC→TSRの順で暫定順位を決定しましたが、FIMのルールブックには『赤旗中断ののちにレースが終了した場合は、その1周前の順位で正式結果とする』と記されていて、『レース終了後、5分以内にピットに戻らなくてはならない』とは明文化されていない。カワサキより抗議があり、FIMとしては『赤旗中断時のルール』を適応して、優勝はカワサキレーシグチームとします」とデュパークさん。
ここからは泣ける話で、
このため、「カワサキ優勝」という最新暫定結果に、今度は他チームも抗議ができるんですが、ヤマハから「カワサキの抗議で裁定が覆った経緯が聞きたい」との申し入れ(抗議ではない)があり、事情説明を行なったところ「ヤマハはその裁定を尊重し、受け入れる」との発表がありました。
なんてスポーツマンシップなヤマハさんじゃありませんか(T_T)
V5のTシャツを着て喜んでいたヤマハ、そのTシャツは幻になってしまったのですけど、結果が覆されたことを潔く受け入れたヤマハ、29年ぶりにタイトルをとったカワサキ♬
昨年はジョナサンがリタイヤして、今年も最終ラップで転倒して、もう絶望的と思っていたけど、、、泣けるなあ~(T_T)b
地獄から天国へでした!
8時間耐久ロードレースというのは最後まで何があるかわかりませんねい。
そもそも、こんな劇的な種を撒いてしまったのはGSX-Rだったという・・・
スタート時のヨシムラトップといい、8耐を完走すれば世界耐久タイトルを手にできるというところでオイルをまき散らしてしまったスズキエンデュランス。。。
GSX-Rにはいったいどれだけハラハラさせられたことやら(^-^;
いや、ハラハラさせられては、またワクワクもするので、、、
何が起こるかわからないこの感じ、それがSuzukiってやつです。
種を撒いてしまいましたが、
カワサキさん29年ぶりの優勝おめでとう!