テネレ700は走行距離1000kmになりましたのでオイル交換を
しました。
春先にワコーズのトリプルR20L缶を買って、自分の空いた時間に自宅でオイル交換します。先日、RもWRも交換したし、テネレもとなると合計8Lは使うことになるので、バイク3台であればオイル20L缶は2年で使い切れそうです。
テネレのオイルフィルターとドレンボルトはアンダーガードの中にあります。
ドレンボルトもアンダーガードの中にあるのでオイル交換だけといっても結局はガードを外さないと作業できません。でも億劫がることなかれ、ガードはボルト4か所で止まっているだけなのですんなり外せます。
写真は撮ってなかったのですが、17mmのドレンボルトがすごく硬くて手では緩まないほどしまってました。ボックスレンチにテコ棒を掛けてやっと緩めたのですが、ドレンパッキンが入っているボルトをなんで高トルクで締め付けているのか?考えて締めていただきたいです。
テネレのチェーンの張り調整をした時もそうでしたが、リヤのシャフトのナットもラチェットレンチのレバーに体重を掛けなば回らないほどの高トルクでした。ボルトの締め付けトルクは、引張力がボルトの降伏応力の70%以下というのは理解できますが、人の手で戻せない高トルクや、エンジンのアルミ素材を痛めかねないような高トルクというのは勘弁いただきたいです。
最近ようやく感じ始めたのですが、高トルクで締まっているボルトを緩める場合は、六角のソケットを使わねばならないというのがわかってきました。ボルト山が低めで高トルクで締まっている場合、12角を使用するとボルト山が欠けます。メガネレンチも適しません。
ガツガツ書いて申し訳ないです。というのはドレンボルトを外す時に大失態をやらかしたから。。。
オイルドレンボルトの位置が真横で、ドレンボルトを外したらオイル受け皿にオイルが落ちず前に吹き出しオイルだらけれになるという大失態をやらかしました。
ドレンボルトを外せばオイルは下に落ちるものという思い込みがありました。個人的にはドレンボルトの位置は下向きが好みです。テネレの硬いドレンボルトようやく外したと思ったら今度はエンジンオイルの飛び散りといったダブルパンチでした。
テネレのオイル交換っこんなにオイルが飛び散るとは...
唯一簡単に外れたのがオイルフィルターでした。比較的緩い締め付けでも問題ないのねと思うほどスルッと外れました。
オイルフィルター部は水冷式になってまして、砂漠を走ってヨシといった頼もしい構造でした。
オイルを抜いてしまえばあとは簡単です。
ここからは逆の操作で、新しいオイルフィルターのパッキンに薄くオイルを塗ってエンジンに締め付けして、ドレンボルトワッシャーを新品に交換して、オイルを2.6L入れて、アンダーガードを取り付けて、エンジンをかけてオイルを回して止めてからオイルレベルを確認して終了。
オイルの処理は、ホームセンターでオイル処理キットを買ってもOKです。自分でやるなら小さめの段ボール箱にビニール袋を3重に敷いて中にウエスを入れオイルをしみこませて漏れないようにビニールを縛ってから燃えるゴミの日に出します。
こうしてオイルだらけにしながらテネレ初回のオイル交換を終えました。コンクリートのオイルをパーツクリーナーで拭き取って手間がかかるぅ~(>_<)
コツは分かったので次回からはオイルを飛び散らせないで交換できるでしょう。
ワコーズトリプルRを自分で交換してふと思ったのですが、オイルを指で摘まむときの肌触りがりが違うことに気が付きました!
ヤマハのオイルはサラダ油のような感触なんですが、ワコーズトリプルRはオイルを指で摘まむとムギュっとした感触と言ったらよいのか、被膜感を指で感じるんです。GSX-RやWRにはトリプルRしかいれたことがないので、他のオイルを入れ比べたことはないのですが、高いオイルって被膜効果が違うんかなと思いました。
でもいいオイルといっても過信は禁物、今までの経験上オイルは汚れたら距離数に関係なくすみやかに交換するのが、エンジンの調子を保つコツだと思います。
さあこれでテネレの慣らし運転は終了です。
自由に走れるぞヽ(^。^)ノ