奥山林道2017

今年も走りました(*^^)v  奥山林道2017


奥山林道の場所をグーグルマップで載せます。

unnamedは名前のないという意味です。マップには林道名が記されていません。

これが、奥山林道から法体の滝までのルートです。距離的には30㎞ほどです。



行ったのは7月7日の七夕の日でした。

鳥海山の雪も解け、山菜取のシーズンも一段落し車の少なくなる季節、

天候は晴れ、路面が乾いていることがベストです。この時を待ってました。



結論からも申しまして今年の奥山林道は、去年より過酷な状態でした。

今年は雨が多かったのか路面が水で削られ、

いたるところにクレーターがあって、路面も陥没しているところがありました。

冒険心をくすぐられる道っていうんですか。

過酷な道だけど景色がいいので、年に一回は走りたいと思うのですよ。

ほんとは一人でいっちゃ危ないんだけど、

絶対危ないことはしないと決めて行ってきました。



朝8時出発です(^^♪








奥山林道の入り口です。



入る前に、この看板を見ないとね。


裏側はずいぶんと朽ち果ててきました。




林道に入る前の準備です。

今日はサイドバッグは取り外し、リヤバッグのみの最低限の荷物できました。

タイヤゲージ、空気入れ、簡易パンク修理材、虫よけスプレー、


ライダーの飲み物といえばコカコーラZEROでしょう(*^^)v これ好きなんです!



林道に入る前に空気圧を下げてみました。

フロントは1.1kpaに、

リヤは1.4kpaにしてみましたが、途中で道が険しかったので1.2kpaに下げましたよ。

自分はチョイノリダートライダーなので、

普段は空気圧を下げて走るなんてしないのですが、今回は特別です。

足回りはフロントは思いっきり柔らかいほうに調整して、

リヤはも最大抜いた状態から3つほど閉めました。

WR乗っている方は、お”柔らかくしたなとピンとくるでしょう。

スタンディングで走ると体力が消耗するので、

できるだけシートに座って楽して林道を走ろうという算段です。






さあ、奥山林道にいきますか。。。

景色を眺めながら、写真を撮りながら、楽しんでいきましょう!





奥山林道に入るとすぐに見える発電所のダムです。

この付近の川は色がきれいです。エメラルドグリーンに輝いてます。








今回は水たまりが多いです。

水たまりを走るだけも冒険ですね(*^^)v


杉林に走ります。

背の高い杉の木で中はあまり日が当たりません。

その中を林道がしゅっと通っていて、ザ林道って感じがたまりません。


杉林の向こうに見える明るいところが出口です。

冒険の道って感じでいいでしょ(*^-^*)



杉林を抜けるとこれまた道がぬかるんでるよ〜

景色は気持ちいいけど道は険しい。

アクセル一定でスーッと走り抜けます。




途中の景色もすごくきれいだ!

ちょい走っては止まりパチリの繰り返し(^^;

先に進まないなぁ。。。



走っていると道路が水で削れてかなり走りにくいです。




今年はよっぽど雪が多かったんでしょう、

小さな滝ができいて道路に流れ込んでいるというところが多くありました。




林道に入って最初の橋です。

通過するのがもったいないくらい いい景色です。


この橋を渡って右に曲がるのですが、

そこが第一関門の200mくらいつづく坂道のガレ場(*_*;

写真撮ってる場合でないガレ場、、、

ゆっくり走っていると越えられないですよー





そこを抜けると発電所の施設があるところにでます。

広いところに出ると一息入れようかって気になりますね。

まだ数キロも走ってないけど(^^;


一息ついてまた走り出します。




すると奥山林道2本目の橋に出ます。



砂防ダムがあって開放感のある場所なんですよ。







さて、ここからが第2関門、

草が生い茂って道も雨で流されてクレーターができている〜

しかも、ここからが登りになる。

一瞬引き返そうかとも思うほどの道になります。


去年は走ったときはこんなに荒れてなかったよなぁ。。。



写真は路面が安定したところ停車してで撮ったもの。

過酷なんところは傾斜がきつくて石がゴロゴロです。

路面の高いところを勢いつけて登らないとなりません。



この付近がガレ場の終盤です。

途中でリヤの空気圧を1.2kに下げました。

お〜食いつきがよくなった感じ(*^^)vダンロップのタイヤなかなかいいんじゃないか!

足回りを柔らかくして空気圧を下げてあるので、

勢いをつけて登ると意外なほど安定して登っていくのには驚きです!

ガレ場にも慣れてきて、ご機嫌だぜ(*^-^*)




ここを乗り切れば坂は緩くなり走りやすいダートになります。

といえど、昨年とは路面が荒れていて走りにくい。

雨で道がえぐれており、クレーターにはまらないように、

右に左に高いところを選んで走ります。写真を撮っている場合でないほどです。




道が崩れているなと思いながら、スーッと走り抜けて止まってみると〜


アスファルトの下の土が流されている。

ゾゾ〜ってきましたよ。これは危ないなぁ。




しばらくすると山形県秋田県の県堺になります。



秋田県側になると奥山林道から手代沢林道に名前が変わります。


今のところ草に埋もれないで見えてますね。

夏場になると草に隠れて見えにくくなるんですよ。







そこから少し走ると林道の直線が見えるのですよ!


草を刈った後だと思いますけど

今の時期は道路が見えてますが、8月に入ると草が生い茂って、

道に被さって直線はきれいに見えなくなるのです。





この林道の場所で撮りたかった!(^^)!

転んでもいいように恰好だけはいっちょ前です。



引き延ばして飾るとしたらこれだな。

家族はうなされると思うけど( *´艸`)



林道の直線にバイク乗りのロマンがあるのですよ。

熊がこんにちはするんじゃないかとハラハラしている(^^;




この直線を過ぎると滝の見える橋にでます。

小さい橋に小さい滝がいいんですよ。





しばらく走ると秋田県鳥海山登山道入り口の百宅口にでます。

広い駐車場があり、この少し奥に入ったところに美味しい湧き水があります。

去年4人で走りに来た時に教えていただいたのです。




おいしい水が飲み放題っす(*^▽^*)


百宅口からは鳥海が見えて滝が流れてますね。

秋田県側は道幅が広いのでここまでは車で楽々これますよ。





走っていきますと大きな橋に出ます。

橋から見る河原の景色が最高なんですよ!


橋の右側の景色で、


こちら橋の右側です。景色に癒されますね。

険しい山道を走ってきたので、なおさらきれいに見えてしまうのですよ。







道幅の広い路面も安定している気持ちのいい林道を抜けて、法体の滝へ到着です。

すえひろの食堂でお昼にしようかと思っていましたが、残念(=゚ω゚)ノ

いい季節になったので営業してると思ったんだけどね、、、
平日はやってないんすかね。


ここまでおおよそ30㎞、平らなオンロードなら30分で走ってしまう距離ですが、

険しい山道を写真撮りながら眺めながらで3時間もかかってしまった(^^;

もう、険しい山道を引き返す体力は尽きました。。。。。





さあ、気を取り直して、空気圧も戻そう!

買って3年もなるのに初めて使う小型の空気入れです。

小さくってツーリングバッグに入るんです。

初めて空気詰めてみましたが、ちっさくっても普通に入るんですね。

リヤは1.2kpaから2kpaにするに80回押しましたよ。

フロントは1.5kpaに、高速も走るので少し高めにしました。







さあ鳥海高原を通って帰ろう。

10㎞走ると行き止まりでした。
もっと手前に看板おいてくれれば助かるんですが(^^;




また戻って矢島の町に出て、ついでに給油して、鳥海高原に登っていきます。

かなりな遠回りです。



実は鳥海高原で行ってみたい場所がありました。

とんそくさんのフェイスブックで流れていた「そばの花」の場所です。

ブログのトップ画面は、菜の花畑の場所ですが、

その付近にそばを植えるというのは知ってましたので、

行けば咲いているだろうと一本道を走っていくと、

奥のほうだけそばの花が咲いてました。






そばの花の知識はないので、これが満開なのか、五分咲きなのかは、

恥ずかしながらわかりません(;^ω^)





ほんの1っか月前は菜の花で黄色だったのに、

今度はそばの花の白かと、楽しませてくれる鳥海高原なのでありました。




小道に入れるオフロードバイクってやっぱいいねい。

大自然との距離がすごく近いもの(^^♪


山形県側から奥山林道を通って秋田に抜けて
鳥海山をぐるっと一周して無事帰りました。

鳥海山の自然をたっぷりと感じ、
バイク乗りでよかったな・・・としみじみ思うのですよ。








そして最後に。

秋田の小安に仕事に来ているのですが、秋田のテレビで情報を仕入れました。

この鳥海高原に、自然しかないところに、なんと〜〜〜

秋田県横手出身の「高橋優」が9月2、3日に鳥海高原で

野外音楽フェスティバルを開催するそうです(*^▽^*)



ムービーを見つけましたので、どうぞ。

【ACMF2017】秋田キャラバンガイド・メイキングムービー


ゆりてつも写ってます。当日はまつ子さん大忙しだろうなあ(*^_^*)

鳥海高原の魅力たっぷりですね。





そしてここは、高橋優が立っていた場所です!


キャー どいて〜  

    と黄色い声援が聞こえてきましたので、この辺で。