GSX1100S刀

GSX1100S刀を紹介します。


1987年〜2004年に乗っていた過去の愛車です。16年ちょっとでしたか。
乗っているのは息子で、これは15年くらい前の写真です。先日、成人式を迎えました。


私のバイク履歴は、18歳でバイク免許を取得してから、
XJ400を1年、GSX-R400を3ヶ月、GSX750S2を2年、4代目がこのGSX1100Sです。
(その後は隼に乗って現在はR1000です)
このバイク以前の写真は残念ながら撮影してないんです。
フィルムの時代は、撮影すればプリント代が掛かりますから、記念写真的な感覚で撮影してましたね。
どう写るかわからないワクワク感!気合入れて撮影してました。


GSX750S2の車検が切れるのをきっかけに、どうしても本物に乗りたかったのです。
84年モデルのSEというモデルで、100万くらいだったかな〜。
この後しばらくして刀が生産中止になりまして、2倍近く値上がりした時期がありました。


GSX1100Sは素晴らしいバイクでした。
当時は世界最高のスペックを誇っていたと思います。
この赤シルバーは塗装が綺麗なんですよ。
ぐうじさんのバイクと同じですね。
他にブルーシルバーがありますが見かけること少ないです。
クリアは硬く傷がつきにくいし、メタリックの赤は見ているだけで綺麗でしたね。
エンジンのブラック塗装がまたいいんです。
エンジンの吹け上がりは750のほうが軽くて鋭いふけ上がり、アクセル開けてもそれほどリヤ滑るというのは無かったのですけど、1100は吹け上がりは鈍りましたがとってもトルクフルでした。タイヤのグリップが悪いことももありましたがアスファルトが砂地のように感じられましたね。111PSは凄いな〜と感動したものです。
それとオートキャンセル式のウインカーが便利でした。20km/hr以上に速度が上がると10秒後にウインカーがOFFになる機能が付いてました。消し忘れなしのバイクでした。

ただ欠点としては、フロントフォークが寝すぎているんでしょうか、コーナーではカタカタと振れる事がありました。
カウルの中に納まるNHKステアリングダンパーを付けると、これがまた最高で乗り味がガラリと変わりました。ステアリングダンパーのダイヤル調整できる優れもの。コーナーリングがこんなに安定するなんて・・・そして直進安定性もグッとよくなるし、まさにオンザレールでした。しかし、ハンドルの切れ角はさらになくなりUターンは全く出来ません。車並みの切れ角でした。ステアリングダンパーの安定性が気に入り、割り切って乗ってましたね。

ほぼノーマルで乗ってたのですけど、10年越えたあたりからブレーキホースが痛んだと理由を付けてはアルミに変更したり、夏場の熱ダレがきになりオイルクーラー付けたり、油温計を付けたり、ウインカー折れたので埋込みにしたり。
そのときのバイクの写真を撮ってないんですね。
家族の写真はいっぱいあるんですけど。

そして、転機となったのはキャブレターの交換です。
キャブの調子が悪くなりミクニTMRのキャブレターに交換したんです。アクセルをあけるとガソリンが霧吹き状にブースとされる仕組みでアクセルを開けれた時は最高でした。しかし、パーシャルで走るツーリング向きではなくなりまして・・・ 
バイクってバランスが大事ですよね。

キャブを変えても、今度は足回りがついていけない、F19inタイヤも種類を選べない、一気に魅力が失せました。
一生乗り続けると思っていたのですけど。

乗ってても楽しくないのは止められなかったですね。


スズキ党でしたから乗換えとなると迷わずでした。
金銭的に余裕があれば刀を残したいとも思ってましたが無理!

当時、家を建て替えることにしてまして、愛車ホンダビートの置き場所も無くなることもあり、
とビートを下取りに出し、

隼に乗り換え、そして現在はGSX-R1000に至ります。




アルバムからGSX1100Sの写真を探しました。
今回は、フィルムをスキャナで読み取りました。
我が家のCanonMP770にはフィルムスキャナがついてます。
5年も経過している古いプリンターなのですが、フィルムスキャナ使用するのは今回が初めて。
やっとプリンターの本来の力を発揮したというところでしょうか。
フィルム6枚読み込むのに10分くらいかかります。遅いのですけど性能はまあまあですね。

なつかしいな〜

写真には日付も入ってなく定かでないですけど、
くうままがご懐妊中の写真ですので平成7春頃です。



後ろに写っている塀は変わってませんね。そして現在も刀は走ってます。
物は変化をあまり感じませんが、人間の変化の方が大きいです。

当時のバイクライフは、家族サービスの合間に走りに行くチョイノリライダーでした。
当時は半日も走ればもう十分満足してましたね。
というか腰にきついバイクでして体力的にそのくらいの時間がちょうどよかったといった方がいいかも知れません。

近頃は子供も大きくなり親に着いてこなくなりますから、バイクに乗る機会が増えました(^o^)丿



写真のモデルは長男です。フィルム写真て味がありますね。
同じような写真ばかりですけど、撮影時期が異なるので子供の表情が少し変化してます。
親にとってはちょっと楽しいんです。
もっといっぱい撮っておけばよかったな〜


お〜 バイクギャル♪




北海道ツーリングに行ったときの写真です。
テントもって北海道一周してきたのですけど写真が見当たらずとりあえずこれだけ。
たしか24歳の時、昭和63年頃独身時代ですね。




開陽台


この薄暗い中でのショットは、酒田に帰る数時間前の写真です。
雨に降られましてレインスーツを着ています。
バイクに合わせてレッドです。若い!


なんの変哲も無いない写真ですが、
実はこのツーリング以降、ずっと雨の日は乗らなかったんです。
次にこのレインスーツを着たのは、2012年6月のひめ小百合ミーティングなのです。
なんと24年ぶりに着たことになります。

私としては玉手箱を開けてしまった感覚なんです。
いつの間にか歳を重ねてました。


第二のバイクライフを楽しもうと思います。



長い記事にお付き合い頂きましてありがとうございました _(-.-)_