これを読んだらあなたもバイク通

系譜という言葉はご存知でしょうか。

調べれば、、、
(1)血縁関係を順次記した図・記録。系図。譜系。
(2)芸術・学問などで,師弟関係など,影響を受けてきたつながり。

普段はほとんど使うことのない系譜という言葉、、、

「バイクの系譜」というサイトを発見しました。



バイクって改良されてモデルチェンジします。
それを順に細かく解説したサイトがあるのです。

こちらが「バイクの系譜」のサイトです。
http://bike-lineage.jpn.org/


そしてTwitterもあります。
https://twitter.com/bike_lineage


このサイトは最高ですね!
バイク雑誌を見ているより面白いです。
どなた様が運営されているのかわかりませんが、
バイク雑誌では絶対書けないことを、本音でズバッと切ってしまうところが面白いです。

それからバイクの歴史、世界のバイク状況もわかるのですよ。
バイク歴のなかで自分のバイクライフはこっからここだなと。
あらためてバイクの歴史の深さを学ぶのですよ。

バイクができた初代モデルが、何台も改良されて今のモデルに至るわけですが、
それぞれにドラマがあるんですね。
写真もきれいで、図解入りでバイクの仕組みも理解し易いです。

これからバイクに乗ろうかなと考えている方にとっては、
最高にのサイトではないかと思います。




とくに印象に残った記事を紹介します。




個人的には、スズキのバイクの話が面白かったですね。

「一味違うスズキのキャッチコピー&ネーミングセンスの歴史」を勉強させていただきました。



ホンダの第一号車は有名ですが、スズキの第一号車って?

パワーフリー号 -Since1952-

当時まだせいぜい2〜3文字程度か、社名を加えるのが主流だった時代に
「ただの原付じゃない。パワーが凄いんだ!」
という事を訴える為に第一号ながら社名そっちのけでこの名前に。全てはここから始まりました。


という話の内容でした(笑)

どうりでスズキって速さやパワーを求めることがあるなと思っていたら、
すでにここから始まっていたのですね。



それから、これなんて傑作ですよ!

「どこでも好評!」コレダシリーズ -Since1965-

レダ

車名の由来は読んで字のごとく「コレだ!!」という意気込みからだそうです。




こんなんでいいのか・・・

スズキの楽しさはこれだけではありません。

「地球に乗るならバンバン」VanVanシリーズ -Since1972

VanVan50

コテコテだぁ〜

車名の由来はこれまた読んで字のごとく
「バンバン走って欲しいから」→「ヴァンヴァン」→「VANVAN」

いまはVanVanは200ccで販売されてますね。






そしてスズキの名車と言えば、

「Space Invader(宇宙からの侵略者)」
KATANAシリーズ -Since1980-

時代を反映したポスターですね。
あの当時はスペースインベーダーが流行ってました。
たしかに、宇宙からきた乗り物に見えますなー。

ガンマの名前の由来もありますが、これが複雑!

話が止まらなくなりますから、
スズキの話はこれくらいにして、、、



あと印象に残るのは、
スズキとトヨタの関係で、どちらも織機メーカーだったそうで深い関係があるそうです。
ヤマハは他の物を作っていたが、社長がバイクが好きなのでバイク事業を始めたとか、
カワサキはバイク事業はこのくらいの比率だとか、
裏話あり〜ので楽しめますよ。





バイクのモデルでは、個人的にこの記事がよかったです。


KAWASAKI H2
http://bike-lineage.jpn.org/kawasaki/h2/h2.html

世界最速のH2のエンジン構造ってこうなってたんですね。
スパーチェージャーにはこんな工夫がされていたんですね。
クローズ専用のH2Rの方は、
「8000rpm以上での走行時間が15時間に達する毎にオーバーホール」だそうです!






2017に発売される予定のCBRとGSX-Rもすでに系譜になっているから凄い!
本音で書いてあるところがいいんだよなぁ。


HONDA CBR1000RR
http://bike-lineage.jpn.org/honda/cbr1000rr/2017cbr1000rr.html



SUZUKI GSX-R1000
http://bike-lineage.jpn.org/suzuki/gsx-r1000/l7.html


今年はスーパースポーツバイクの性能が、
日本の4メーカーがそろって同じパフォーマンスになるということです。
足回りやエンジンが電子制御され、だれでも操れるように、
より速くて安全なものになっているんでしょうね。
もしかしたら転ばないんじゃないでしょうか(゚Д゚)ノ

ただ難点なのは、手に入りにくいということ。
H2もZX-10もR1も数が少なく新車は手に入りにくいそうですね。

ホンダさんもフルパワー仕様ですと国内販売ルートってどうなるの?
国内仕様のパワーダウンだと魅力がなくなるし、
そうなるとバンバン製造するスズキさんには手が届きやすいかも(*^^)v
期待してますスズキさん♪

バイクってどんどん新しくなって、
こんな高性能なバイクに乗れる日本に生まれて良かったと思うのですよ。


それにしても、「バイクの系譜」はどんな方が書いていらっしゃるんだろう・・・
バイクが好きでないと書けないですよね。
でも文章からして明らかにスズキ派かと思ったり(;^ω^)

系譜さん、楽しませていただきありがとうございます。