夕張から帯広へ

前回の続きです。

夕張から青い池を目指して走りました。
青い池は少し前に有名になった場所です。

その道中に立ち寄った場所を綴って行きます。




4.三菱大夕張鉄道南大夕張駅

これを見かけて止まりました。素通りできません!
熱狂的な鉄道ファンではないのですが、
鉄道とバイクがフレームに入っている写真が好きなんです。

大地を走ることには共通してますから、そこに魅力を感じるのです(^^)


全く北海道の路線は分かりませんがネットで検索すると、

明治44年(1911)に開通し、昭和62年(1987)に廃線となった大夕張鉄道。駅舎は解体されたが、保存会の手によって国内最古の石炭貨車やラッセル車などの車両6両が、ホームに横付けされた形で保存されている。



ラッセル車は初めて見ました。雪を掻き分けるだけの車両です。
いまはスクリューとか雪を飛ばすような物が多い中、
豪快に雪を掻き分けるのは迫力がありそうです。
この掻き分ける部分の高さは半端でありません。どんだけ雪が積もるんだ。。。

この顔は愛嬌があっていいですね。


中には展示物があります。



銀河鉄道999のような客室です。


こっちの客室は ちょっとデラックス♪


同じ敷地にバスも飾ってありましたよ。


平成19年(2007)、経済産業省近代産業遺産認定されているそうです。
鉄道ファンの間では、廃線をめぐるツアーも人気があるそうですね。




5.452号の大夕張ダム

なんという絶景だ! 452号は緩いコーナーが体感的に50kmは続いているであろうか。
東北の田沢湖から八幡平に続く道と似ている!

湖と思っていただダムのようだ。
木を見ればまさに北海道という景色でした。



この青い空、まさに ザ北海道でした。


この碑の後ろには、橋の名前は分かりませんが素晴らしい橋でした!


452号は素晴らしい道でした。




6.三段滝

走っている途中、滝を見つけて止まりました。素通りできませんね。


こうして引っ掛かりながら走っていると 青い池までは遠いな〜

途中、富良野や美瑛の美しい丘に止まろうと思いましたが、
ここで道草してはいつまでたっても青い池に辿り着けない・・・
誘惑を振り切りながら走っていましたよ。




7.青い池は見れず、青い川

ようやくたどり着いた青い池の駐車場です。
ここに来る途中、青い池通行止めの看板があったので、おそらく見れない。。。
でもどこにあるのか場所だけは知りたい。


台風10号の影響で、土砂崩れがあり通行できないそうです。
ガードマンの方が写真を見せてくれました。
池に土砂が多く入って茶色の池になっているそうです。


もう青い池はなくなってた・・・ 

でも、ガードマンは青い川があると教えてくれました。
さすが、ガードマン♪ いいこというねえ。

白金温泉の方に行きますと、この橋の上から見ることができます。



ブルーリバー橋というようです。


これが しろひげ滝というのか!


流れている川は 青い!  

まさにブルリバー  そのままだ〜(^▽^;)




青い川 素晴らしいじゃないですか!
この川が青い池に繋がっているそうです。

青い池は見れませんでしたが、ブルーリバーで大満足(^^)




8.三愛の丘

本日の宿、帯広を目指します。来た道をかなり戻ります。
せっかく来たのでこの地域独特の丘を見ていきたい!
マイルドセブンの丘は2014年にみたので違う丘を見たい。
ということで看板が出ていた三愛の丘に寄りました。
三愛というのは地名だそうです。


展望台がありました。



マイルドセブンの丘はCMにつかわれ、
マイルドセブンを愛用していたこともあって、
とってもインパクトのある景色に見えましたが、

ここはいたってノーマルな丘。でも立体的な地形は開放感があっていいですねえ。





9.美馬牛の絶景ロード

走っていたら、「美馬牛」と言う地名が気になってしかたない、、、
びばぎゅうと思っていましたが(びばうし)と読むそうです。
駅舎及びプラットホームは「北 の国から '89帰郷」のロケで使用されたそうです。

とくにこれといって何もない。。。


でも、

この駅の右側にある下りの坂道が素晴らしかった!!!

これの どこが・・・と 思うでしょう。



坂道を下って右にカーブしてます。
真ん中には富良野国道が通っていて、その向うにまた道が続いています。
グーグルで調べていたのですが、向うの道は「ジェットコースターの道」なんですね!!!
BS11モトライズの北海道ツーの再放送で見ましたよ。

ジェットコースターの道を、美馬牛から見れるなんて なんという偶然!





坂道で写真を撮っていると、バイクでタンディムしていた方が私のバイクの前で止まりました。

話をしたら台湾の方で旅行に来たそうです。
スズキのスクーターをレンタルしてこの付近を観光しているそうです。

バイクでラブラブで羨ましい限りです。


坂道を下ってゆく光景は、
ローマの休日を思わせるシーンでした。
(よくみたことありませんがそんなイメージかな)

ん〜 感動的♪



駅に戻って看板がある事に気がつきました。

パノラマロードというものがあるようで、
そういえば台湾のカップルは地図をもって走っていたな〜。
おそらくこの道がルートだったのでしょうね。

偶然にもこの道を見れて良かった(^^)




10.南富良野の災害

ナビの案内通りに38号経由で帯広に向かっていました。
ニュースで富良野が水害で大変な事になっている事は知っていました。
富良野の地理は全く知識がありません。富良野はひとつしかないと思っていました。
富良野というところがあったんですね。
今走っている富良野の町はなんともないので、
一部分のところが水害にあったのだろうと思っていました。
ナビ通りに走って行ったら、通行止めという標識があり、
迂回路ぐらいあるだろうと安易な考え向かって行きました。

富良野という山間部の町に行きつきまして、なんと〜空知川が氾濫して酷い!!!
住宅が流されている。

ニュースで見ているよりもかなり酷い!

行き交うトラックの砂ぼこり、
住んでいる方が一生懸命に土砂を片付けている。
悲惨すぎてシャッターが切れなかった。

中山湖を通り占冠から高速に乗るといいよというが、
占冠の感じが読めずナビに入力できない。しむかっぷと読みます。
北海道地名は難しいです。

この地で撮ったのが水位の増した中山湖だけ。

辺りは全て山、水が溜まる、水害が発生する、
湖の水位がひくまでは収まらない。長々と続く水の流れ。
水害の怖さを知りました。

ナビの案内した道は通れず、遠回りして帯広に向かうことになります。




休憩しているときに出会ったライダー
なんとCB400FOUR初めて走ってるのを見ました。
独特のエンジン音♪
静岡の方でした。
飾って楽しむ方バイクかと思いましたけど、
北海道にこのバイクで来るというのがすごい!





11.十勝平SA

占冠から高速に乗り帯広に向かいます。
日も落ち、霧が掛かって視界が悪い中でのナイトランでバイクはほとんど走っていない。

やっとたどり着いた十勝平SAで、電飾バリバリのスクターがました!
ライダーはバイクをオリジナルの状態を保つ方はある意味少ない。
このパーツを付けると走り易くなるとか、ミラーを見やすい物に変えているとか、
マフラーを交換したとか、、、ライダーの数だけバイクがあるといっても良いです。

カスタムライダーのAKさんと話していて、何故か波長が合ってしまいました!
初めて会ったのに、話していてもすんなりと合ってしまう。

話しているとブログをしていることが判明、お互いにブログ先を伝えてここで分かれます。
この若者と話していてなんでこんなに通じるものがあるんだろう。
不思議、、、この場ではわからなかったけど その謎が後に分かります。




12.帯広初上陸

初めての帯広、泊ったところはリッチモンドホテルに2泊♪
それも帯広駅前の真ん前(゚Д゚)ノ
金曜日の宿泊料金は7800円、土曜は割増料金で11000円、それほど高いホテルではないが、
その新しさに驚き(゚Д゚;)

ルートインが混んでいて2泊できなく、こっちにしてよかった!

部屋はそれほど立派ではないが、ベットがダブルサイズ!
どこに寝ていいかちょっと迷う。。。



それにしても帯広駅はなんて新しいんだ。
北海道のだだっ広いところに栄えている都市、帯広!
こんなところがあったなんてすごいです。


それに駅前で大宴会をやっているではないか!

9月2-4日の3日間は、祭りだそうです。
ビール飲んでアマチュアバンドのライブを聞いて盛り上がってるよ〜

北海道の都市の中でもここ帯広は何となく空気が違う。
再開発したそうですが、造り変えることができるというのは元気な町なんですね。







9月2日の北海道旅は以上12この出来事でした。
初めて行った土地でいろいろなことがありました。

天気がよく最高の景色を楽しめましたが、南富良野空知川氾濫がひどかったです。
住民の方が一生懸命片付けている気持ちを思うとシャッターを切れません。
報道の方がする仕事で、私には撮れません。
天国から地獄を巡ってきたような感じです。
復興されること願っています。



このあとは、

9月3日 帯広散策
9月4日 ナイタイ高原復興フラッグ活動

と続きます。

北海道の景色はいいですね。また次回(^_^)/