1999年モデルGSX1300R 隼です。
今のGSX-R1000の前に乗っていたバイクです。
↓GSX-R1000の記事はこちら
http://d.hatena.ne.jp/GSX-R1000/20120926/1348652721
バイクブログをはじめたので、隼も記事にしたいと思っていました。
長いことバイクに乗っていると志向が変わってきますのでバイクも変わります。
(私だけか?)
主役は乗る人♪ バイクは脇役♪
この記事の写真は、手放すときに撮った最後の写真です。
思い出を交えながら未練たっぷりに紹介させてください!
↓隼のスペックはこちら
http://www.motomap.net/lineup/2005/mdl_hybs1300_o.html
(99年はなかったので05年モデルです。スペックはそれほど変わりません。)
隼に乗るきっかけ
GSX1100S刀を16年乗っていたのですが、純正キャブの調子が悪くなりミクニのTMRキャブレターに交換しました。ところが非常に乗りにくいバイクになってしまいまして、そうなるとバイクの魅力って失せてしまいます。アクセルを開けていれば最高なのですが、速度を一定に保つ走りには向かないんですね。それを機に隼に乗り換えることにしました。
隼は市販車最速312.6kmとしてギネスブックに登録されているバイクです。
バイクファンとしてはやっぱり憧れます。
刀のときも憧れだけで試乗もしないで購入したので、今回も試乗もしないで注文しました。
田舎なので試乗車ってほとんどないですけどね。
隼で4台目のスズキバイクですから特に抵抗なかったです。
(・・・今のRでスズキは5台目! いつの間にこんなに乗ってたんだ〜)
新車となると結構いい値段なので、程度の良い中古を探してもらいました。
今はネットがあるので欲しいバイクがすぐに手に入る時代になりましたね。
昔は探さないと欲しいバイクは手に入らなかった時代でした。
20歳のとき山形県天童市にある免許センターで限定解除試験16回目にして合格♪それはもう嬉しかったですね。
バリバリ伝説の時代でしたから本当はCB750Fが欲しかったんです。
中古のCB750Fは田舎にはなかったですね。
それよりも若造がCB750探してるといってもバイク屋さんは相手にしてくれませんでしたね。
バイク店を探し歩いてたそんな時、鶴岡市大山にあるバイク店でGSX750S2の中古(50万くらい)がありまして、GSX-R400を新車で購入してまだ3カ月(3000km走行)、大型免許を取ってしまったので居てもたってもいられす、中古の刀とGSX-R400を交換してもらったんです。今思えば太っ腹なバイク店ですね。
新車で買ったバイクを早々と手放してしまう私も若い!
おやじさん:よし交換してやる!
くう: ハイ♪
パキパキしたオヤジさんでして決めるのに1分もかからなかったです(笑)
それからGSX750S2を2年乗ってGSX1100S 84年モデル赤になったんです。
あの時CB750Fに乗っていればホンダファンになっていたんでしょうね。
あ〜懐かし〜 タイムスリップしてしまいました(^v^)
ということで、大山店が閉店したので購入したお店は鶴岡店です。
地元の方でしたらすぐに分かりますね。
GSX1300R隼は4年落ちの中古で走行距離5000kmくらいでしたか。
私がこのバイクを乗っていた年齢は39歳〜45歳で6年間です。
乗ったときの印象
スクリーンだけ好みでゼログラのツーリング用に交換してます。
初めて隼にまたがった印象はデカイな!です。
刀からの乗換えで最初は大きいカウルに圧倒されましたね。
でも、しばらくすると慣れます。
誰しも隼を見ると最初は圧倒されます。特にホワイトだとなおさらでかく見えます。
でもそれは気のせい!刀と同じくらいです。
ポジション的には刀よりもハンドル位置が近くかなり楽でした。
それと取り回しで重心が低いことに驚きました。
バイクをサイドスタンドから起こすときが軽いんですよね。
刀を100とすれば70くらいの力で取りまわせる感じです。
足つき性は両足のかかとが浮く程度で問題なしです。
片足支えではべったりつけます。
私の身長は168cmですが全く問題ないです。意外と誰でも乗れるポジションです。
走り出しての印象
なんてスピード感がないんだ!カウルの効果で体に風が当らず、膝にも当らず、風切りが最高にいいんです。100kmで走っていても60kmくらいか体感的速度を感じません。6速3千回転で90kmくらいでしたか、回転数は低いしスピード感はないしも、刀と比べれば車並みの感覚でしたね。
そして走り出せば重さも感じないし、カウルの大きさにもなれると、もの凄く快適♪
低速でもとっても乗りやすいし、高速であればまさに威力を発揮できます。
たとえば私の持っているモンキーと隼どちらが乗りやすいかといえば隼なんです。
それほど乗りやすいバイクでした。
それと、驚いたのが足まわりの良さ。もう刀とは雲泥の差!
刀のときは路面の段差をサスペンションが吸収しきれず突き上げが腰に響くし、逆にやわらかくするとフワついて乗りにくいし、ちょうど良いところにもっていけず体で調整してました。
隼は凄かったですね。
ストロークもあるしコシもあり段差を超えても全くびくともしないじゃないですか!
これがハイスピードツアラーの足回りかと感動しました。
サスペンションの調整の幅が効くことにもう驚き!
ただでさえスピード感のないバイクで、硬めにすると飛ばしたくなりますし、
免許がいくつあっても足りないという危機感を感じました。
飛ばせないようにわざとやわらかめで乗ってました。
「せっかくのバイクの性能もったいないことをするな〜」と思われるでしょうが、
免許の方が大事と思えました(^^)v
それではご一緒に眺めますか♪
懐かしいですねー
リヤは好みが分かれますね。
ボルト止めのタンディムバーをはずして、らくだのこぶに似たシートカウルをはめるのですがほとんどつけることが無かったです。
乗り降りするときに足がぶつかるんですね。
コブがないと隼でないという方もいらっしゃいます。
ハンドル位置は、高くもなく低くもない軽い前傾姿勢です。
どうしても刀と比較してしまいますが、ハンドル位置は刀よりかなり近いです。
高速道路を走るのであれば快適なポジションがとれます。
長距離を走るのであればアップ気味のほうがいいかな・・・
でもワインディングでは逆にハンドル高さが中途半端・・・
「我がままいわず、体で調整せい!」(^_^;)
燃料は21Lです。燃費は18km/Lくらいでした。300kmくらいは楽に走れます。
メーターまわりは車と同じような感覚です。クラッチは油圧で軽かったです。
エンジンは非常にトルクフル。5000rpmも回せば十分すぎるほど走ります。
7000rpm以上の高回転はほとんど使うときがありませんでしたね。
高回転はパワフルですがかなり賑やかです。
それよりも免許がなくなります。
ブレーキは握った分だけ効きます。コントロールしやすいと思います。
350kmのフルスケールメーターです。
このメーター見るとワクワクしますよね。
バイクファンならもうたまりません。でも、これがクセモノ!
スピート感のないバイクなのでメーター見ながら走らないと免許がなくなります。
法定速度で走っていたと思ったのに10km読み間違え停められたことがあります。
10kmの針の間隔って狭いです。
フルスケールメーターは1999年〜2000年モデルだけだそうです。
これを機にバイクメーカーのスピード競争は自粛されたんですね。
今となっては貴重なバイクとなってしまいました。
高速移動を快適に可能にするバイクでした。
日本にもアウトバーンがあればいいのにと思うほどのバイクでした。
いまでも元気に頑張っていることでしょう!
ありがとう 隼!
追記
スズキバイクファンの参考になっていただければ嬉しいです。
↓GSX-R1000 K9の記事です。
http://d.hatena.ne.jp/GSX-R1000/20120926/1348652721
↓GSX1100S刀の記事です。
http://d.hatena.ne.jp/GSX-R1000/20130204/1359964180
↓スズキのバイクの魅力を紹介した記事です。
http://d.hatena.ne.jp/GSX-R1000/20130215/1360882766