GT-Airインプレ

ヘルメットのメーカー推奨対応年数は3年とか!

安全用品は定期的に交換したほうが宜しいようで(^▽^;)

買いました GT-Air

バイクブロスの30%オフで41796円! これはグラフックモデルで、
単色だと37460円の 激安!


SHOEIのヘルメットは X-TWELVEも持っていますが、
このGT-Airもなかなかいいですね。

このヘルメットいいんだろうか?
買うときに他の方のインプレ一生懸命勉強しましたよ。
いいことは書いてあるけど、あまり悪いことは書いてない。


ヘルメットがしっくりこないと高速走行や長距離はとっても疲れるもの。
ヘルメット次第で相当違ってきます。

ライダーであればとっても興味のあるヘルメットネタ!
GT-Airをインプレさせていただきます(^ω^)



カラーはすべて入れると23種類あります。
黒は見た目ですが夏場は暑く感じるし、白は大きく見えるし、
安全性を考えて派手目なデザインでと、3日間悩んだ挙句に これにしました。

あれ〜 X-TWELVEのKYONARIモデルのほうがど派手だな〜!


どちらもLサイズですが、並べてみるとGT-Airが気持ち大きいかな。


初めにGT-Airを手にして感じることは、チョー軽い!ということです。
カタログのLサイズで、重量は乾燥重量 GT-Air1507g X-TWELVE1651gです。
カタログでは150g程度の差でしかないんですけど、
なぜか手にするとGTエアが圧倒的に軽い。

この軽さが一番魅力的です。


GT-Airにはインナーバイザーがついてます!
これが便利なんですよ。

夜間やトンネルの中ではインナーバイザーを上げて視界を確保、
日中のまぶしいときは下げる、これが実に便利なんですよ。

バイザーの上げ下げはSHOEIのマーク上の黒いレバーの操作で操作出来ます。
バザーがあればスモークシールドは必要ありませんねぇ。
気にいっています!



それと、このピンロックシールは曇らない優れもの!
シールドの内側にもう一枚薄いシールドをかぶせて、
二重サッシのように空気の層を作り曇りにくするという構造のもの。
最初からピンロックシールドが付属しているのが嬉しいですね。

だがしかし、
X-TWELVEのピンロックシールドは、ほとんど曇ることがないのに、
なぜか新品のGT-Airのピンロックシールは曇りました(^▽^;)
シールド本体とピンロックシールドの圧着が緩く、
雨天の走行には湿気が入り曇り易いです。
もっとしっかりとしたピンロックシールドにしてもらいたいです!


それからシールドの取り外しがX-TWELVEもよりも硬い。
X-TWELVEはレバーをひくとすんなりと外れますが、GT-Airはレバーをひいても外れず迷いました。
ケルトンで内部が見えますが、レバーを引っ張っても内部の動きはあまり変化なし!
どやって外すの?30分くらい悩んでましたよ・・・知恵の輪状態でした。
こうなりゃ力で引っ張るしかない!
レバーを下げてシールドを浮かすように力をかけて爪から外してようやく外れました。

なんという出来の悪さ!

はめるときは、ヘルメットの上のエアインテークが角ばっていまして、
シールの内側に当たって傷がつきそうになりますから、
エアインテークにハンカチをかぶせて取り外ししたほうがいいです。

とんがらせずともよいのに(^▽^;)


シールドをはめるときはレバーを引っ張り、
力をかけて爪を押し込むようにはめます。
シールの取り外しは力が必要です。

シールドを密着するときも、力で爪に押し押し込みます。
シールドを上にあげるときももちろん力で爪から外して上にあげます。

GT-Airのシールド操作は何をするにしても力加減が必要です。

X-TWELVEのようなレバー操作の確実なつくりにしてもらいたかったです。



悪いことを協調して書いていますけど、優れていることもあるんですよ。




顎ひもの締め外しは最高ですね!
差し込むだけですから(^ω^)

外すときは赤いレバーを上にあげるだけです。
これ凄く楽でいいです。


ヘルメットホルダーはここですが、ちっと小さい!
今間まで使ってきたヘルメットの中で一番小さいです。
もう少し大きくすればひっかけやすいと思います。

もしかして〜バイクのヘルメットホルダーに
このヘルメットのワッカをひっかけるということ自体が古いのかもしれませんね。





内装に関しては、X-12のほうが上質でつくりもよいが、
GT-Airは質感はよくないです。
チークパッドのホックの位置もいまいち。
すんなりとパチンパチンとはまりません。
OGKヘルメットに似ている内装です。
ですが、かぶり心地はまあまあです。


ヘルメットをかぶると耳元のスペースに余裕があります。
これがいいんですよ!

カバーを外すとヘルメットスピーカーを装着するスペースがあるんですよ。
ヘルメット用スピーカーの厚さは7-8mmで
しっかりとそのくらいのスペースが確保してあります。
音が反響しないように小さい穴をあけてあるそうですよ。





早速スピーカーを取り付けました。
デイトナから発売されているヘルメットスピーカーです。
ネット販売で1600円でした。

音を聞いてみましたが、これがよくない!
低音はないしシャカシャカした音で耳が痛くなるだけでした。
厚さはあるし外形は大きいし、ちょっと残念です。

買い置きしていたオーディオテクニカをつけることにします。
1000円で買えるし音もグッド、こちらのほうが数段出来がいいです。

100円ショップで購入したマジックテープで貼り付けます!


小型のウオークマン本体をマジックテープでヘルメットに直接貼り付けます。
ブルーツースレシーバーという手もありますが、
レシーバーのバッテリーは8時間しか持たないので、
レシーバーとウオークマンの2つを充電したくないですねぇ。

バッテリー20時間持つウオークマンを直接張り付けたほうが
手っ取り早いという結論に達しました。


これでウオークマンをポケットに入れることもなく、
コードのわずらわしさから解放されます。
音の聞き心地はベリーグット!まったく問題ありません。




実際にGT-Airをかぶって走った感想としては、

このトップのエアーインテークいいですね。

グローブをつけたままでも開け閉めが簡単にできる。
クローズ、中間、オープンという配慮もうれしい。

後部の排気側の開閉も操作しやすいです。

もちろん口元も操作しやすいです。


エアインテークをすべて開けて走ると 空気の通りがよく、
とくに頭部の空気の流れが最高にいいです。
X-TWELVEよりも5割増しで空気が流れる感じです。

さすが名前通り GT-Air で間違いありません!




ただ、とっても不満な点が あるんですよ。。。

WRを持っていますが、
ヘルメットが水平になる乗車ポジションの
WRではほとんど感じないのですが〜


なぜか
GSX-R1000の前傾姿勢の強いバイクに乗るとぉ〜

耳元がうるさい!

カウルの空気の流れがたまたま耳元集まるのか、
ヘルメットを下に傾けると風きり音が増すのか、
その両方が一気に重なり

なぜかGSX-R1000に乗ると耳元がチョーうるさい!

せっかくのオーディオがいい音で聞こえないっ

このヘルメットはなぜかくぼんでいまして、
ここで耳元に風が巻いて騒音がするのか、
なぜかわかりませんが、チョーうるさい。

それと前傾姿勢ではトップのエアインテークから入る空気の量が激減し夏場はキツイです。ネイキッドバイクであれば問題ないでしょうが前傾姿勢のバイクには不向きかな。前傾姿勢でもエアが取り込めるダクト形状にしていただきたかったです。






X-TWELVEはそんなことはないのに!
空気の流れって凄く大切だと思います。


望むヘルメットとしては、
X-TWELVEの豪華な内装とシールドの造りはそのままで、
GT-Airの軽さと内部のエアの通りの良さを確保し、
騒音性を解消していただければ最高です。


贅沢なお願いですが、
新型のX-14でそれが感じられればバイク乗りとしては嬉しいです。