近くて遠いところ

自宅から2kmしか離れていないというのに中に入ることは全くない。
いつも買い物に行く時に前を通っているのに。

幼少の頃に来た記憶がある。
古い建物から庭園を眺めた記憶だけは残っている。
本間美術館の敷地に入るのは、おそらく45年ぶりであろうか・・・

本間美術館の中は初めて入りました。

それでも酒田市民か(゚Д゚)ノ

と、言われそうです。

酒田市の画家の絵があり、ここは撮影禁止です。
酒田市に画家がいたなんて知らなかったです。
興味がなかったといったほうが正しいかもしれません。

なぜ急に美術館なのか・・・

人生半分生きたし、
今まで見てこなかった酒田を見ようと思いまして(^▽^;)

バイクでもそうですよね。
歳を重ねるごとにあっちも見たいこっちも見ておきたい、、、
見ておきたい病が発症するのと一緒です。

前置きがジジ臭くなってしまいました。




本間美術館敷地内には
清遠閣とよばれる古い建物があります。

庭園が美しいんですよ!



この建物の2階がいいんですよ。
昭和天皇が泊った部屋だそうです。





それよりも、、、


こっちのほうが いいなぁ(^^)


庭園を眺めながらの抹茶は最高だなぁ。



ちょっとお歳を召した記事になってしまった(^▽^;)







さて、酒田の出身の写真家といえば、、、、

土門拳

ヒロシマの写真集が有名ですね(^_^)/



土門拳記念館が酒田にあります。
7万点の写真がこの記念館に保管されているそうです。


池の鯉が元気なんですよ!


記念館の壁に映った松の影が芸術的に見えました。
これは計算されてるな(^^)



遊ぶんじゃぁ〜ぬあぃ!


土門拳記念館に入ったのは3回目くらいか・・・
行くことが少ないです。

そもそも写真に興味を持ち始めたのはここ最近ですから^_^;
昔見に行ったときは良さが全くわからんかった。。。
仏像の写真や神社の写真とってなにが楽しいの?

最近、バイクの写真を撮るようになり、
土門拳の偉大さが少しはわかるようになってきました。

写真は拡大で撮ってはいけないですが、
館内で記念写真的なものはOKの写真館です。
写真ファンには嬉しいことです。





個人的に一番良かった写真が筑豊の子供たちの
弁当を持ってこない子です。
ホームページにその写真が載ってます。

http://domonken-kinenkan.jp/images/sakuhin/tsukbou.html

ホームページの写真は、真ん中の少女が本で隠れて見えませんよね。
土門さんは何枚も撮っていたのでしょう。

写真館にある写真には、その女の子の顔が見えます。
本の表紙に書いてある少女ブックのタイトルがページが折れ曲がって
「女ブック」と読めて、その本から除く少女の顔がまさに女(゚Д゚)ノ
けなげに大人ぶった表情でちらりと周りの弁当を食べている子を見ている。
貧しくて弁当を持ってこれない少女が、本の陰から見せる表情がとっても印象的でした。
写真館でしか見られないんでしょうね。




写真というのは改めていいものだと思うのです(*^^)v

くうままいい味でてるよ〜