先日の地獄から天国ツーリングで、
NabeさんのWR250Xを乗らせていただき気づいたのですが、
同じバイクのWRなのにまったく違った乗り味に驚きました。
私のWR250Xはオフロードも走るのでフロントサスが動くように、
伸び、縮みともに最大限緩くしてありまして、
ダートでも楽に乗れるようにしてます。
それでもフロントのスプリングが固く跳ねるので、
やっぱXのフロントだなと思うのです。
リヤはかなり自由度が効いてオフロード寄りに緩めてあります。
NabeさんのWR250Xは、
フロントがしっかりしており、リヤは少し緩めにしてありましたが、
まさにオンロードの味付け。本来のXはこういう感じ(*^^)v。
同じバイクなのに足回りの調整の異なるWRをのって感じることは、
なんて足回りの自由度が広いバイクなんだ〜と
乗り比べてWRの奥の深さに感激するのでありました。
そしてNabeさんのWRは凄く馬力が出ている！
同じWR250Xといえどこんなにもパワフルになるものなのか(ﾟДﾟ)ﾉ
ノーマルの3割増しのパワーを感じる。
パワーボックスとヨシムラのマフラーが効いていると思うのですが、
どうやらそれだけでなない。
秘密を聞くと、コネクターを外すとパワーアップするそうな。。。
な〜に〜(ﾟДﾟ)ﾉ そんな魔法をつかってたのか〜
試しに私も試してみました。
シートを外すとエアクリーナーが中央にあります。
アクチュエーターというパーツが、
エンジンが高回転になると騒音を抑えるために、
エアクリーナーの吸気口を狭める機構になっているそうで、
高回転がスポイルされてしまうらしい。
パワーアップする方はこのアクチュエーターを取り除き、
吸気弁をロックするらしいが、
単にアクチュエーターをコントロールするコネクターを外すと、
吸気弁は作動しなくなり、高回転の伸びがいいらしい。
ということで、試しに外してみました。
感想は、いい感じ(*^^)v
とくにメーターにエラーコードも出ずです！
気持ちよくエンジンが吹け上がり乗っていて気持ちがいいです。
エグザップも外しマフラーもぬけの良いものに交換、燃調は7にし、
アクチュエーターの作動もおそらく止まった、
これだけで、こうもWR250Xが乗りやすいバイクになってしまうとは感激！
初めて乗った時はぎくしゃくして、
なんて乗りにくいエンジンなんだと思っていたのが嘘のよう。
はじめから、こういう味付けにしてくれればいいのにと思うのです。
7.14追記
吹け上がりはよくなったと感じるのですが、
ところがどっこい、
高速走行ではエンジンフィーリングがバタバタして気持ちよくない。
エンジンには排気と吸気のいいバランスがあるようで、
吸気側もコントロールしないと気持ち良いエンジンにはならないようです。
もう一つ、WRの不思議といえば、リヤタイヤのしま模様です！
たまにタイヤに縞模様が出てしまうことがあるのです。
Nabeさんのバイクにも同じようになってました。
おそらく、風圧か、コーナーでのタイヤのよれで、
チェーンカバーのかっどっこがタイヤにあたるのであろうと思います。
そこでチェーンカバーのかどっこをカッターで切り落としました。
もう5年乗ってますが、乗り飽きないんですよ。
WRって面白いバイクです。
でも、残念なことに排ガス規制で生産を終了するそうです。
