SLTC南三陸ツーリング

9月16日SLTC(南葉商会ツーリングクラブ)の

           一泊ツーリングに行ってまいりました!




今年の一泊ツーリングは、南三陸ツーリングです!

目的地は気仙沼にあるホテル観洋です。

ルートは

行き
酒田→新庄→古川→石巻牡鹿半島気仙沼

帰り
ナビの最短距離


8:00 REIKOさんのお見送りで出発です♪








出発して最初の休憩地点は、最上川番所

朝方の気温は20℃くらいでしょうか。
今は季節の変わり目、厚着をしたりトイレに行ったり、
最初の休憩は自分の体調を知るには大切ですね。




2回目の休憩は、あら伊達な道の駅です。


今回先頭を引き連れますは、バンテッドの南葉社長です。

先端技術を駆使してのルート確認です。




古川から先は車の通行量も多く、まったりした車の流れで走ります。

とりあえず、石巻に到着しての昼食は石焼ラーメンでした!



石焼ラーメンを食べるのは初めてです。



がっちりと温められた器に、麺と具材が入っている状態でテーブルに運ばれてきます。

スープを注ぐと沸騰して湯気が立ち登るという演出です。

熱せされた器で麺のおこげができます。B級ラーメンですが演出度は100点(*^^)

山形県庄内地方にはないラーメンです。






ラーメンを食べて再出発、牡鹿半島の最先端にある五番所公園を目指します。

牡鹿半島を走っていると今日はなぜか自転車が多い!!!

いつもは多く走っているダンプカーが一台も走ってないっ

のちに気がついたのですが、ツール・ド・東北2017という自転車レースが開催されていたのです。

宮城河北新報の記事です。

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201709/20170918_14008.html







14:00牡鹿半島の先端にある御番所公園に到着です。

下道ルートでここまでの所要時間は6時間でした(^_^;) 




牡鹿半島から雄大な太平洋と金華山を見れたので感無量です。

東北の日本海側では味わえない景色ですよ。





さて、目的は達成したので気仙沼にありますホテル観洋に向かいます。

牡鹿半島コバルトラインの気持ちの良いコーナーを駆け巡り女川へ。




そこから南三陸の海岸を通り気仙沼に行く予定でしたが、

携帯ナビが迷いに迷い、

三陸雄勝町大浜を通り小富士山を一周するというハプニングがあり、

太陽はどっぷりと沈み、

SLTC御一行様はナイトランという冒険に立ちはだかりました(=^・^=)b




先頭はバイク用ナビをつけている私が先頭を走ります。

ナビ通りに気仙沼を目指すも、道が津波で流され道が替わってまして、

ナビが正確な道を示さない。。。普段使わない第六感を使いました(^_^;)




時を過ぎてあたりはどっぷりと暗くなり、

そろそろV-Maxやモタードのガソリンも少なくなるころ。

給油してからかれこれ170km走っている。

道をそれて戻ることになったらガソリンがなくなる・・・

暗い中をギリギリのガソリンで走るというのは危機感を感じるもので、

ガソリンスタンドを見つけて給油です。





気仙沼まではあと30km、短い距離だが長かった。

道には街灯もなく、反射材も少ない、先が見にくく走りにくい。

整備されていない道ってこれほど走りにくいとは・・・




60kmの定速で走っていても後方が遅れる。ある程度走って、安全な路側帯で後列を待った。

古い映画の八甲田山のシーンを思い出した(^_^;)

ツーリング先でのこういったシチュエーションは逆に萌えます。

ライダーはそのつらい時を一緒に乗り越えると分かち合えるものがあるのですよ。





ホテル観洋まであと数キロというところでまた迷った〜(゚Д゚)ノ

津波で道が流されてナビの道が替わっていたのです。

東日本大震災の記憶を思い出しながら、

19:30頃にやっとこさ気仙沼のホテル観洋に到着しました。

玄関前の華やかな電飾に癒されました。

この日の走行距離は380km、高速を使わず一般道だけ・・・ 走りすぎました(^_^;)




三陸の海岸を初めて走りましたが、近いように思えても遠かった。

津波で道が流されているし、ナビが迷うとは全くの予想外、

こんなに時間がかかるものとは思いもよりませんでした。



ま、無事に目的地に着いたのでよしですね。

ところで宿泊先の「ホテル観洋」とは、、、

目の前に広がるオーシャンビューと海鮮料理♪ 震災を風化させないための「語り部バス」第3回ジャパンツーリズムアワード大賞受賞! ミシュランガイド2017宮城特別版」3つ星の宿。


へ〜 そんなにすごいホテルだったんだ(゚Д゚)ノ  いまさらながら知る





なにはともあれ、20時から宴会♪


料理も記念に撮っておきます。


宴会は21:30には終わり、2次会をすることもなく風呂に入って就寝。

健全でしょう(*^_^*)  



疲れていたってのは内緒の話だ。。。









そして翌朝の9月17日。


朝5時に目覚めて 朝風呂へ。。。



7時には朝ごはんです。



ホテルの朝食といえばバイキングが一般的ですねえ。


自分は、朝カレーです。







17日は台風18号が接近し、昼から雨の予報なのです。

朝8:00過ぎにホテルを出発、雨が降らないうちに帰ろうという作戦になりました。


GSX-R1000Rを前においてパシャリ♪

ホテルが用意してくれたお見送り用の旗がいいでしょう。


紹介が遅れましたがRは今回のツーリングでお披露目となりました。

低速トルクがあってツーリングでもストレスなしです。

クイックシフトは走り出してしまえばクラッチを切る必要がないので楽です。






帰りのルートはナビの最短距離で。酒田まではなんと200kmくらいしかないんですね。

休憩先でとった写真を載せます。













12時ころに新庄へ到着。

お昼は新庄の もつラーメン「一茶庵支店」へ!

またラーメンなのだっ

11台のバイクを置くスペースがないので道端へ駐車させてもらいました。



ここのお店は、中に入ってオーダーしてから席に着くというちゃきちゃきな新庄文化みたいなものがあって、席に座ってからお店の方が注文を聞きに来るということはありません。

皆さんには申し訳なかったのですが同じとりもつラーメンで、
大盛半分、普通盛り半分でオーダーしておけばよいかと・・・

お店の注文の仕方は、
最初に自分の名前を名乗ってからオーダーします。
「工藤です。モツ大5個、モツ普通6個、お願いします」
手短で明確なオーダーがこのお店のしきたりです。

このお店には伝票はございませんので、
帰るときは、「工藤です。お会計お願いします。」で支払います。


初めて本場のとりもつラーメンを食べた方がほとんどでしたが、
お味はいかがだったでしょうか。

ラーメンは具とスープと麺の3つで成り立つもの。

自己主張の強いとりもつ、薄味のそっけないスープ、稲庭うどんに近いような麺、実はここのお店、普通のラーメンを食べるとそっけなくっておいしくないのです。

ところが、とりもつが入るとなぜか抜群に美味しくなる。

麺とスープがとりもつの味を邪魔しない、いやそれ以上にとりもつを引き立てる。なんと絶妙なバランスの取れた味になるんだろう。。。


バイクも、もちろんバランスが大事! ここに話を持っていきたかった(^_^;)

バイク乗りならわかるだろうなあ、この絶妙な味のバランスが。

でも薄味で1週間も経つと味を忘れてしまうのだ〜

さすが忘れるのも早いバイク乗り(;^ω^)






最後は、最上川白糸の滝で解散式となりました。


いつもは かっこいいライダーの姿で〆るのですが、

今回は一風変わったところでライダーの荷造りで♪


旅に出るときは荷物はどうやってバイクに着けようか悩むものです。

これが実に個性的で勉強になりました。



私のRはシートバッグと薄いタンクバッグで、あまり荷物を載せると切り返しで荷が振られるのでこの程度ですねえ。


ツーリングバイクにはタンクバッグが似合いますねえ。
大きめのタンクバッグが似合います。




ハーレーも意外と荷物をつける場所には苦労するもの。
サイドバッグはおしゃれですね。以外に高いんじゃないでしょうか。

ハーレーにケースってイケてます。最高におしゃれでした。

モタードは、キャリアに直にくくりつけるのが最高ですねい。

GPZにはワイルドにネット固定が似合う。旅の基本はこれだ!


ツアラーはとくに考えなくとも、お土産どっさり入ります。
お土産つかなかったんだよ〜っていいわけは通りませんねえ(;^ω^)


ライダーそれぞれの旅スタイルがあってとっても参考になりました。






そして最後に、長距離を完走してくれました高橋会長を囲んでパチリ♪



自宅からの走行距離で598kmでした。

一般道だけの走行距離としてはかなり距離です。

思えば気仙沼の名所を見てないよ〜(^_^;)

走った記憶しかないなあ。

雨が本格的に振り出す前に戻る、天気を読んで走ることも、またツーリング。

全員無事に完走できて何よりです。