加治川の桜2

新潟県中条に仕事に来ています。

現場の近くに加治川沿いに咲く桜があり、

天気がいい日には仕事帰りに桜を眺めに行ってました。

3回も通いましたよ。

というのも桜のある場所が広くて、

写真撮っているうちに日が暮れて全部見れずに、

3回も通ってしまったという(^^;


こちらが加治川の桜のはじまりです。




しかし、このあとに物語はまだあったという・・・

実はなんとっ 水害があって桜の木がすべて伐採されたのだそうです!



ネットで調べましたよ。

かつて川岸には約6,000本の桜が数十kmにわたって連なり、「長堤十里、日本一」(または東洋一、世界一)とうたわれる桜の名所であった。この桜は1915年(大正4年)ごろに加治川分水路の完成と大正天皇即位の記念として植えられたもので、流域の羽越本線には加治川仮乗降場が1962年(昭和37年)まで存在した。
しかし1966年(昭和41年)と1967年(昭和42年)の水害後、河川改修の支障となり桜はすべて伐採されてしまった。真偽は定かではないものの、桜の根が堤防を弱めたという説も見られた。
伐採後も桜並木の復元を望む声は多く、1989年(平成元年)に国の「桜づつみモデル事業」として認定を受け、桜並木の復元が進められている。復元にあたっては、桜の根が破堤を招いたとの説に配慮し、堤防の外に築いた副堤に桜が植樹されている。
現在では加治川からかつての加治川沿いまで約2,000本の桜が見られるようになっている。



ここに咲いている桜はゼロからの復活とは初めて知りました。

昔は六千本もあったそうで圧巻の景色だったでしょうね。

現在は二千本ということですが、それでも十分な見ごたえでした。

加治川の桜の歴史を知ると、

      咲き誇る桜の花をみて 深い感動がこみ上げてきます。








ということで、今回は加治川の桜を思う存分撮りました。

花より撮り気にはしってしまったという(^^;



まずはカメラの紹介から(*^^)v

カメラはオリンパスのTG-5です。
比較的安いデジカメですが、実にいい仕事をするカメラです。

アウトドア用の防水カメラでフィッシュアイレンズをつけてます。
このカメラの特徴は、画像は少し歪んで見えますが視界が広く開放感があります。
マクロが使えて顕微鏡モードがあり超拡大して撮れます。
さらにマクロモードでも近い被写体と遠くの被写体を合成するモードがあり、
普通のカメラでは撮れないことができてしまう優れもの!
αレンズのマクロレンズを買うよりもはるかに安い。
お値段以上の仕事をするデジカメなのです。

超至近距離で撮れるって楽しいですね。

          花の写真がこんな楽しいとは♪ 




カメラの説明をすると長くなってしまいますので、

このくらいにしてっとΣ(・ω・ノ)ノ





まずは広い視界の魚眼レンズです。




















視界が広くて公園を散歩しているような感じですよね。

実際散歩してるんですが(^^;







次は顕微鏡モードで



















普段見ることのないミクロの世界、桜をこんな角度でみるとまた感動だあ。



顕微鏡モードって凄いですね。トリミングしてないんですよ。

テンション上がるなあ(*^^)v






次は近いものと遠くのものと、合成してピントを合わせるモードで撮ります。



















マクロモードなのに遠くのものとピントが合います。

SONYαにはこんな機能は付いていないので、TG-5なにげに凄いです。




話はかわりますが、

これが「加治川(旧)運河水門 土砂吐水門」だそうです!

正確に読むのが難しいですね。

「かじがわきゅううんすいもん どしゃばきすいもん」

どういった役割をするのかというと、水量を調整する門なのですが、地理的知識が薄いので説明を呼んでもピンときませんが、要するに加治川の歴史的遺産だそうです。

詳しくはこちらで↓
https://www.jsce.or.jp/branch/kanto/04_isan/h24/h24_6.html


ただの石橋かなと思ったのですが、いろんな物語があるのですね。

それを知るとおおお〜 ってなりますなあ。




こうして加治川の歴史を知ると、

     素晴らしいなあ この桜の名所は(*^▽^*)

この地域の人ってパワーがあるんだなと思うのですよ。

やっぱりいい米造ってるから発展するんだなって思います。





最高ですよ この桜並木!

      両側にド〜ンとありますから。




















桜を見てこんなに感激するって、、、


              歳ですね(ToT)/


















最後に夜桜編!

金土日はライトアップするという情報を仕入れたので

暗くなるまで待ちましたよ。




アダルトなムードの桜を楽しめました。

モノクロだとさっぱりわからん(゚д゚)!




夜はあまり撮ることはないのですが、

暗い空がブルーになるってはじめて知りましたよ。

ライトが水銀灯なので桜の色が出ず白っぽいです。



ライトのあたった桜の木を見上げると、いい色合いに撮れました。




ビビットに撮るとー 



こんなんも撮れる!



いくら撮ってもアダルトなムードになるよ、やっぱ水銀灯の関係かなあ。


どういう色であろうと これも桜♪












加治川の桜には楽しませてもらいました。

これにバイクが入ったら最高なんですけど。

しばらく酒田に帰ってませんが、

そろそろ咲き始めた頃かなと楽しみにしてます。

帰ったらバイクと撮りたいですね。