7月3日八幡平アスピーテラインに行って参りました!
八幡平は今年の3月に地熱の掘削でちょこっと行ってますが、八幡平アスピーテラインを走るのは久しぶりです。ブログをひっくり返してみないと思い出せないくらい時が経っていました。
一人で行くのも、もったいないのでCBR慣らし中のNabeさんをお誘いしました。
7時に酒田市を出発~♪
アッというまに真室川のセブンで休憩~♪
前傾ポジションのバイクを乗るのは、ある意味スポーツなのです。ポジションに慣れないうちは、腕に力が入り腕立て伏せ状態になって疲れたり、サスが硬めに設定されてあって腰が痛くなったりで、こりゃ~乗れんと投げ出してしまいそうになるのです。
しかーし、楽なポジションのコツや足回りのセッティングがピタッと決まると、スポーツバイクのツボにはまってしまい、やめられなくなってしまうのですよ。フフフのフッ
CBRのカウルの側面にはウイングレットとよばれるダウンフォースを発生させる造り、その効果はサーキットの速度域で味わえるという。拳がすっぽり入る大きなラムエアダクトは空気を圧縮し218馬力を絞り出す。CBR1000RR-R SPだけに与えられた電子制御サス、クイックシフター、もはやバイクの次元が違います。
ゾクゾクしてきたぞ。。。
休憩しながら眺めているだけでスポーツでした(笑)
CBRは慣らし中ですが、はっきり言って一般道の速度域では慣らしにならないと思いますので、湯沢から高速に乗ります。
湯沢から北上間は対面通行の80km区間で追い越し区間も少なく、SSバイクの良さはまだ発揮でず、前傾ポジションで疲れます。でもその疲れが心地よし(*^▽^*)
気温30℃近いので水分補給で錦秋湖SAで休憩。
東北道に抜けて北上から盛岡間は120km区間があり、ここでようやくSSバイクの良さを味わうシーンがやってくるのです。
SSバイクの前傾姿勢は120kmプラスの速度域になると上半身が浮き気味になり、腕の負担が減ってRideが楽になるのです。ハイスピードツアラーの大型カウルは風が感じられませんが、SS程度のカウルなら適度に風を感じられて逆に楽しいのです。エンジン回転数は元気の良い中速域に入るので、こっからアクセルを開けたときのワープ感がたまりません。追い越しするのが凄い楽!
高速道路は100km区間だと車が詰まり気味になり、追い越し車線を長々と走行する車が多く走りにくいのですが、120km区間はそれがありません。早い車は先に行ってしまうので車が混みにくい感じがあります。
120km区間をSSバイクで走るのは、まさに水を得た魚♪
最高に気持ちが良かったです。
ペース良く走ってでホッと一息。
SSバイクを止めて眺めるとまたいいですね。
バイクを下りるとジンジンきますな。表現が昭和(^^;)
八幡平ICで降りる前に、高速SAで給油です。
ここでガソリンを満タンにしておかないと、この先営業しているスタンドがないかもです。前回出張で来た仕事の勘がはたらく(*^▽^*)
松尾八幡平で下車。
おおおぅ グイグイ迫る岩手山です!
麦畑から見る岩手山はサイコーでした。
ここは北海道かと思うような景色です。
八幡平アスピーテラインを岩手側から上っていくのは初めてです。
途中にスノーシェッドがあり、まさに雪国の道ですね!
素通りなんてもったいない風景でした。
トンネルを抜けると
そこは地熱発電所であった。。。
こちらの現場には来ることはないのです。
噂には聞いてましたがここでしたか(*^▽^*)
なんという蒸気の吹きぷりっ!
地熱現場に行ってもこれほど蒸気が出ているシーンを見たことがないというのに、こんなに噴気してるなんて、すごい!!!
バイクで遊びに来て豪快な噴気をみれて感無量です。
仕事をしなくとも噴気を見れたので(^^;)
なんて贅沢なひと時なんでしょう♪
テンション上がりました。
ここから見る八幡平アスピーテラインは
ライダーの聖地ですね!
とある駐車帯から見たアスピーテラインは最高でした!
おおおぅ 熱い 熱すぎるぜー
これぞ
ザ八幡平アスピーテラインですよ!
八幡平アスピーテラインは彩が違うのですよ。
くっきり鮮やか!
鳥海ブルーラインでは見られない彩です。
同じ東北なのですが、北へ行くほどブルーが濃くなる気がするのです。
ここまで約5時間、来たかいがありました。
さて昼ごはんにしますか。
施設の名前はよくわかりませんが、食堂で
カレーうどんにしました。
カレーの下には稲庭うどんに似た感じの細いうどん沈んでいます。
カレーの肉にはホルモンも混じっていました。
ちょっと変わったカレーうどんです。卵付き~
Nabeさんはシンプルにカレーで攻めてました。
それからお土産場を覗きに、、、、
目に留まったのですが、
これはあの有名な八幡平のドラゴンアイじゃない!
しかも、地熱の業界人がグイグイきそうな、
八幡平蒸気染めってなによ?
蒸気をあてるとこんな色合いになるってガー
一枚買わねばっ
ドラゴンアイのミニスカーフをくうままのお土産として買いました。
(多分、高級べんと風呂敷になってるかもしれません)
さて、これから帰路につくわけですが、
ここは外せませんねい。
あっちとこっちを感じられる秋田と岩手の県境です。
ここから見るアスピーテラインの秋田側はグイグイきますな。
帰り支度をしようとバイクに戻ったら、
SSバイクがずらりと並んでいたのには圧巻でした。
八幡平アスピーテラインを秋田県側に下り、
341号線を抜け田沢湖をかすめるルートで帰路につきます。
この341号が長かった。
道は細く山の中のアドベンチャー的な道で、はじめは楽しんでいたがだんだん飽きて、不単調な細い山道が長々と50km以上も続く。
リズムのとりにくいコーナーが多く景色も飽きてくるし、
途中我慢できず休憩。
ダム湖の休憩所と思って早めに曲がった橋の上で水分補給。
もう少し先にダム湖の公園がありました。
久しぶりに来ると記憶が薄くなりますね。
玉川ダムです。この下に行くと迫力のあるダムが楽しめるのですが、暑くて体力が消耗してるので今回はキャンセル。
幸せの鐘だけはしっかりと鳴らしまくりました。
ここからは秋田道の協和ICを目指してひた走ります。
田沢湖の側をかすめるのですが、
そこに行ってしまうとこの暑さの中でのSSバイクは
体力を消耗してしまうので今回はパスです。
高速を飛ばせば楽になるのですが、夏の一般道は地獄。。。
バイクの熱は抜けないし前傾ポジションで体力は奪われるし、
ゆっくり走っていても、
まさにSSバイクはスポーツなのです(^^;)
協和ICから高速に乗る前にコンビニでガッチリとクールダウン。
高速に乗ってしまえばこっちのもの。
快適な高速移動で生き返り、
調子こいてブルーライン経由で酒田へ帰りました。
ざわざわ鳥海ブルーラインを越えて帰ろうとするのは
コーナーでの気持ちよさを味わおうとするSS乗りの宿命なのです。
奈曽渓谷からの景色眺めながら、
SSバイクの楽しさを語り合って、、、
すごく楽しい一日をバイクで過ごせました。
Nabeさん、CBRでの長距離移動お疲れさまでした。
最高の八幡平の景色を楽しめて感無量です。
そしてポジションのキツイSSバイクで530㎞の距離を走り、心配が一気に吹き飛んだと思います。CBRの性能すごかったでしょうねえ。
バイクを下りるたびにその性能に興奮を隠せませんよね。
私もそうですけど10歳くらい若返ります(笑)
また、スポーツしましょう。
追伸
翌日は体がバキバキでした。