襟裳岬って素晴らしい

釧路の悪魔小僧親分率いるチーム走ろうぜぃの皆様を
お見送りした後は、襟裳岬の散策です。


初めて訪れる襟裳岬は天気も良くって絶景でした。
この風の館が気になりまして・・・

これって展望台なんでしょうが、
どういう構造になっているのか興味津々でした!


いろいろな展示物がありまして、

一番良かったのが ここ!
外から見た展望台の内部がこれです。



ベンチに座って襟裳岬を眺める場所なのか・・・
と思っていましたがそうではないんですね。

実は望遠鏡で 野生のアザラシを楽しめる場所だったんですね!
望遠鏡を撮ってないですが、
のぞくと野生のアザラシがゴロンゴロンいたのには驚きました。

この襟裳岬のどこにアザラシが見えるってんだいっ と思うでしょう。
遠くって写真では捕らえられないんです。





かろうじて写ったのがこれ!

・・・ 見えます?

岩場にいる白い粒が アザラシです。
あちこちのアザラシを数えると40頭くらい見えるそうです。


望遠鏡をのぞかないと見えないというのがすごい。
まるで星を見ているような感覚です。

アザラシは星か〜(笑)

野生のアザラシを見れたのは嬉しかったですね。



それから風の館に 名物マシンがありまして、

風マシーンです!
このでっかい穴から風が出てきます。

近づくと 風速25m/sを体感できます。
自然の風は強くなったり弱くなったりで常に25m/sで吹いているわけではありません。
この風は25m/sをキープしておりまして強烈です。
風の抵抗はやっぱりすごい。バイク乗りやっぱりカウルは必要です。




お次は、ここの食堂でご飯にします。
ぜひ入ってください的な オーラが強いです!

せっかく来たので ここは豪華にうに丼で行きました。

うにの量的には3000円くらいかな〜 値段も高いが美味い!
うに丼は鮮度と豪華さが値段に比例するという感じがします。
とっても贅沢な食べ物ですね。



襟裳岬を満喫した後は、来た道を引き返します。
ここは昆布漁が盛んで、あちこちに昆布が干してありました。

バイク乗り 昆布を見るとモンスターのマークに見えます!



親子岩という岩がありましたよ。



海岸線の町を走っていて、街灯がとってもいい味を出してました。

街灯に馬が飾られておりまして 馬好きには最高の場所だと思います。





帰りはここに寄ろうと思ってました、レコード館です!

ハイセイコーも飾ってありますよ。


飾ってあるオブジェには、
樋爪の中にレコードがあって、、、


競走馬が刻まれています!

ヤマニンゼファーですよっ
ヤマを走るニンジャ アンド ゼファーなんでしょうか?


なんでレコードなんだろう・・・とっても不思議でなりません。
牧場が多いから馬はわかるけど、

これはぜひ中に入って調べねば。。。

入場料300円を払って入館です。


最近の若者はレコードなんて見たことないという方も多いと思います。
1980年代になるとレコーダから徐々にCDに切り替わっていき、
レコードを使うのはDJくらいでしょうか。
でもまた近年、レコードが流行し福山雅治もレコードを出したとか。


レコード博物館は一部撮影禁止になっています。

下手な文章でお伝えしましょう。

古い蓄音機3機を聞かせてくれるんですよ。
これが素晴らしかったですね。マニアの方にはたまらない場所ではないでしょうか。

1つ目の蓄音機は、初めてのレコードは円盤ではなく、筒状で溝が入っていたものなんですね。
実際に手で触らせてくれるところも良かった。
ボリューム調整が効かず、結構大音量でした。

2つ目の蓄音機は、ボリューム調整が効くタイプのもの。
レコードは円盤になり、厚さ5mmくらいはあるでしょうか。
とっても重いものでした。これなら丈夫でゆがまないな〜

3つ目の蓄音機はイギリスのEMG社で、
私の使っているスタインバーガーのギターについていつピックアップと同じ会社です。
レコード針が竹製と鉄製に交換できるタイプでした。
針を触らせていただきましたが、こんな竹で音が出るんかいな、、、
実際に聞き比べできます。竹のほうが音が暖かい!
まさか竹製の針があったなんて初めて知りましたよ。

レコードとか針とか触ってくださいというサービスの良い博物館です。
マニアの方は手袋して触るという方が多いのですが、
素手で触っていいなんて なんとも太っ腹な博物館です。

お客は私一人で、ガイドさんが丁寧に説明してくれました。
見学料金300円はとっても安いと思えました。


そして、最後に好きなレコードを聞いていきますか?
と言われ、、、
クラシックなんかが一番臨場感を味わえると思うが、クラシックなんて聞かないし・・・
レコードで知ってる曲でスピーカーの性能を楽しめる音楽は・・・
松田聖子なんて言えないし、、、

考えた末、渡辺香津美で・・・
ジャスギタリストの渡辺香津美はレコードなんてあったかいなと思いながら

ありました!

EP版で 2枚出ていたそうです(驚)
しかし、すごい博物館ですね、なんでもあるんですね。


この博物館専用に作ったスピーカーです。



オーディオルームです!
ここで自分の選んだレコードを視聴することができます。



すごいスピーカーですね。


こんなすごい機器で どんな音が出るのかとっても興味があります。

この機器で昔の懐かしい音楽を聴けるなんて素晴らしいですね。



ガイドのお姉さんです。


聞いたレコードは、ジャズギタリスト渡辺香津美ユニコーンです。
いや〜〜〜 素晴らしい。
こんな豪華な機材でジャズギターを聞けるなんて
なんて素晴らしい時間なんだ。



このレコード博物館を見学しながら新冠町(にいかっぷちょう)との関係を探していましたが、
関係は見つけ出せず、これはお姉さんに聞くしかないと〜



なんと〜









故郷創成1億円です!

どっひゃ〜ヽ(^。^)ノ

地元にレコード愛好家がいらっしゃいまして、
故郷創成1億円でこの博物館を造ったんだとか。
でもこの建物、どう見ても1億円以上かかっているよな〜
きっと建設費の一部として使われたのでしょうね。


私が思うに趣味が高じてこんなに凄いものに発展した。
私のバイクなんて ちっぽけなもんなんだ!
もう数台あってもいいんじゃなかろうかと・・・しみじみと思うのです。


おそれいりました新冠町!

とっても 有効的な使い方だと思います(^ω^)